12月25日(火)−東京の需給率が93%近くまで上昇、東北と中部では91%突破全国でんき予報2012冬

先週の金曜日(21日)と比べると、各地域の最大需要電力が大きく下がっている。最大供給電力も下がっているが、最大需要電力の下げ幅と比較すると最大供給電力の下げ幅は小さい所が多い。その中で、東北、東京、中部の3地域は需給率が92%前後になる。

» 2012年12月25日 11時00分 公開
[スマートジャパン]

 最大需要電力が最も大きく下がっているのはは関西。150万kW減少している。最大需要電力をの減少幅は101kWに抑え、需給率を84.8%で安定させている。

 東京では、最大需要電力が60万kW下落すると見ているが、最大供給電力を52万kW減少させている。その結果、供給力の下げすぎとなり、需給率は92.7%に達する。

 中部は東京以上に供給力を下げすぎている。最大需要電力が70万kW減少すると予測しているが、最大供給電力は108万kWも下げる予定だ。需給率は91.1%となる見込み。

 東北では、最大需要電力が70万kW下がると見ており、最大供給電力を51万kW下げるが、需給率は91.7%に届く。

12月25日の電力需給予測。各電力会社がWebサイトに掲載したデータから

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