軽トラックから4輪駆動まで、EVを活用したエネルギーマネジメントスマートエネルギーEXPO 2013

電気自動車(EV)の製品化で業界をリードする三菱自動車は、電力供給源としてのEVの活用法でも先を走る。日本初の量産車「i-MiEV」の開発責任者を務めた和田憲一郎氏が、EVの充電方式からV2H(Vehicle to Home)、ワイヤレス充電まで最新の取り組みを解説する。

» 2013年02月06日 11時00分 公開
[スマートジャパン]

 現在のところ電気自動車(EV)のバリエーションが最も豊富なのは三菱自動車だ。軽トラックの「MINICAB MiEV TRUCK」から4輪駆動の「OUTLANDER PHEV」まで、用途別に多彩なEVを製品化している。その先駆けとなった「i-MiEV」の開発プロジェクトマネージャーである和田憲一郎氏は今、EVを電力供給源として活用するためのエネルギーマネジメントという重要なテーマに取り組んでいる。

三菱自動車工業の和田憲一郎氏

 EVに搭載するバッテリーの特徴や充電・放電の仕組み、課題になっている急速充電の最新動向を、2月19日〜3月8日に開催するバーチャルイベント「スマートエネルギーEXPO2013」で、第一人者の和田氏が分かりやすく説明してくれる。

 i-MiEVやOUTLANDER EVを電源として利用する方法、あるいはMINICAB MiEV TRUCKを農業用の充電ステーションと連携させて太陽光や風力などの再生可能エネルギーと組み合わせる方法も紹介する。

 EVから家庭やオフィスに電力を供給する「V2H(Vehicle to Home)」、地面からi-MiEVに電力を送る「ワイヤレス充電」については実例がある。今後EVが電力供給源としてどのように使われていくのか、その方向性を知るうえで和田氏の解説は大いに参考になる。

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