2月25日(月)−東京で18時台に需給率が94%を超える全国でんき予報2013冬

先週から続いている寒波の影響で東日本の気温が上がらない。各地とも需要が増えて、東京では18時台に需給率が94%を超える。東北も93%以上に達し、中部と北陸では90%を上回る見込みだ。北海道・関西・中国の各地域でも90%に近づく。

» 2013年02月25日 09時28分 公開
[スマートジャパン]

 東京では朝の9時に需給率が90%を突破して、夕方の17時から93%を超える見込みだ。需要のピークは18時台の4600万kWで、需給率は94.3%まで上昇する。今冬の最高だった先週19日(火)の4743万kWよりは下回るものの、供給力が200万kW近く低下することが影響している。

 寒さが厳しい東北でも9時台から需要が大幅に増えている。予想では18時台に需給率が93.6%に達するが、さらに高くなる可能性が十分にあり、警戒が必要だ。

 そのほかの地域でも90%に近づくところが多い。今週の後半には寒波が弱まるとの予報が出ており、この2〜3日を乗り切れば今冬の電力需給も落ち着いてくるだろう。

2月25日の電力需給予測。各電力会社がWebサイトに掲載したデータから

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