超小型の電気自動車を走らせるのに必要な電気代は?ウイークエンドQuiz(2/2 ページ)

» 2013年03月15日 19時06分 公開
[スマートジャパン]
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正解:

 a.120円

ミニ解説:

コムスを採用した「セブンイレブンらくらくお届け便」

 コムスは1回6時間の充電で50km(キロメートル)走ることができる。通常のガソリン車の燃費を測定する時に使われる走行パターン「JC08モード」の場合の航続距離である。

 トヨタ車体によると、コムスで6時間の充電に必要な電力量は5.2kWh(キロワット時)になる。家庭向けの電気料金が1kWhあたり平均で23円として、だいたい120円くらいの電気代がかかる。1kmを走るのに必要な電費を計算すると2.4円だ。

 ガソリン車の燃費はどうか。最新の軽自動車で最高クラスの場合、ガソリン1リットルで30kmくらい走ることができる。このところガソリンの価格は値上がりしていて、安くて1リットルが140円程度になっている。1kmあたりの燃費は4.7円で、コムスのほぼ2倍だ。

 今後は地域によって電気料金の値上げがあり、一方でガソリンの価格は引き続き変動するが、2倍の差が短期間に縮まることはないだろう。燃費、いや電費を重視するならば、超小型電気自動車のメリットは大きい。近距離の配送用などに導入する企業がさらに増えていきそうだ。

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