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» 2013年05月15日 17時00分 UPDATE

スマートホーム:早くもMEMSの補助金が12棟のマンションに、合計1000戸以上に導入

4月から始まったMEMS(マンション向けエネルギー管理システム)の補助金制度で第1号の適用案件が決まった。NTTファシリティーズをアグリゲータとする10棟とファミリーネット・ジャパンをアグリゲータとする2棟の合計12棟で、導入対象は1000戸を超える。

[石田雅也,スマートジャパン]

 経済産業省が2013年度の省エネ関連プロジェクトとして推進するMEMS(マンション向けエネルギー管理システム)の補助金制度で、最初の適用案件に神奈川県と大阪府の12棟が決まった(図1)。MEMSの導入対象になる住戸は合計で1015戸にのぼる。

 補助金の適用を受ける12棟は、横浜市と大阪府吹田市で各5棟、神奈川県鎌倉市と大阪府茨木市で各1棟、いずれも建設中の新築マンションである。横浜市と吹田市の案件はNTTファシリティーズ、鎌倉市と茨木市の案件はファミリーネット・ジャパンがアグリゲータになる。各マンションの入居は2014年8月から9月にかけて始まる予定だ。

mems_meti.jpg 図1 MEMS補助金の適用が決まった12棟。出典:経済産業省

 対象のマンションではMEMSと連携した独自のサービスも計画している。鎌倉市のマンションには太陽光発電と蓄電池を設置して、固定価格買取制度による売電を可能にする。吹田市のマンション(図2)では国内標準規格の「ECHONET Lite」に対応したHEMS(家庭向けエネルギー管理システム)と組み合わせ、需給状況に応じて電力使用量を抑制するデマンドレスポンスを実現する。

daiwa.jpg 図2 大阪府吹田市の「北千里プロジェクト(仮称)」のマンション完成予想図。出典:大和ハウス工業

 MEMSの導入・運用を担当するNTTファシリティーズとファミリーネット・ジャパンは、MEMSアグリゲータの1次採択で選ばれた6社のうちの2社である。すでに2次採択のアグリゲータを含めて24社が受注活動を始めており、今後は急速に補助金の適用案件が拡大していく見通しだ。

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