ハンファQセルズジャパン、2014年10月発売
カテゴリー:蓄電・発電機器
製品名:HSL 60Sシリーズ(HSL60P6-PC-1)
メーカー:ハンファQセルズジャパン
販売元:ハンファQセルズジャパン
価格:オープン価格
発売日:2014年10月29日
特徴・用途:156mm角の太陽電池セルを60枚使用した産業用多結晶シリコン太陽電池モジュール。「HSL60 Poly」の後継製品。出力により3製品に分かれる(250W、255W、260W)。従来製品と比較して4点を改良した。第1に発電量を最大260W(変換効率15.6%)に高めたこと。従来品は最大255Wだった。これはバスバーを3本から4本に増やし、電気抵抗によるロスを減らしたことによる。第2に温度上昇時の発電性能の劣化度合いを低減し、低日照度の際の性能低下を抑制した。温度係数は−0.41%/度(従来品は−0.43%/度)。低照度(200W/m2)時の相対効率は97%。第3に信頼性を向上させた。PID耐性などが高くなったとする。第4に32mmと薄型化した。従来比で1割以上薄くなり、輸送や保管の際に有利であるという。寸法は1670mm×1000mm。製品保証期間として2種類のうち、1つを選択できる。「11年保証を選んだ場合、25年間の出力保証値は5年ごとの階段式になる。12年保証を選択すると直線状の出力保証となる」(同社)。
同時に72セル品「HSL 72Sシリーズ(HSL72P6-PC-1)」も発売した。従来の「HSL72 Poly」の後継製品であり、最大出力を305Wから310W(変換効率15.8%)に高めた。その他の特徴は、HSL 60Sシリーズと同じ(厚さは40mm)。
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