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» 2015年06月26日 15時00分 UPDATE

太陽光:九州3県に5カ所のメガソーラーを建設、国富工場からのパネルで合計9MW

ソーラーフロンティアは、SFソーラーパワーを通じ、九州地区に5カ所、合計9MW(メガワット)となる太陽光発電所の建設を開始した。

[長町基,スマートジャパン]

 SFソーラーパワーは2013年に設立されたソーラーフロンティアと日本政策投資銀行との共同投資会社だ。これまでアジアの空港で最大規模となる関西国際空港内の発電所(11.6MW)をはじめ、サントリーグループの工場(4.4MW)など、全国でさまざまな大規模太陽光発電プロジェクトを実現してきた。今回発表した九州地区5カ所の案件はこれらに続くものとなる。建設を開始したのは、福岡県北九州市の恒見第1発電所(2.5MW)、同第2発電所(2.5MW)、同第3発電所(1.0MW)、鹿児島県東串良町の東串良発電所(2.5MW)、宮崎県西都市の西都発電所(1.0MW)の5カ所だ。合計出力は9MWになる(図1)。

photo 図1:新たに建設する発電所の位置 出典:ソーラーフロンティア

 九州県内に異なる地権者を持つこれらの大規模太陽光発電所はいずれも高圧連系で2015年11月頃に完成予定だという。その後発電を開始し、全量を九州電力に売電する予定だ。ソーラーパネルは宮崎県国富町にある世界最大規模の太陽電池工場であるソーラーフロンティア国富工場(公称生産能力900MW)で生産するCIS薄膜太陽電池を供給する計画だ(関連記事)(図2)。

photo 図2:ソーラーフロンティアの宮崎第3工場(国富工場)全景 出典:ソーラーフロンティア

 ソーラーフロンティアは「単独およびSFソーラーパワーを通じて、今回の案件を含めて現在全国で20カ所以上のメガソーラーを運転・建設している」(同社)という。同社では太陽電池の生産・販売からこうした発電所建設・売電事業に至る一貫サービス体制を確立し、経験豊富な専門チームが保守・管理を手掛けることで発電所開始後も付加価値の高いサービスを継続して提供することを目指す。

 また、国内事業で得たノウハウを生かすことで、海外市場でも付加価値の高い販売事業を推進する計画だ。2015年4月には米国でカリフォルニア州を中心に合計280MW規模の大規模太陽光発電所群の開発事業を獲得し建設を開始するなど国内で培ったビジネスモデルの展開を図っている(関連記事)。

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