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» 2015年08月24日 07時00分 UPDATE

省エネ機器:省エネ・創エネ製品をたくさん売る、パナソニックの環境戦略 (1/2)

パナソニックは、2014年度の環境経営に向けた取り組みを発表。地球温暖化対策としてCO2削減と資源循環に向けた取り組みを進めていく。

[三島一孝,スマートジャパン]

 パナソニックでは「グリーンプラン2018」として、2018年度に向けたさまざまな環境問題に配慮した取り組みを推進。具体的に、「2015年度までにCO2(二酸化炭素)削減貢献量4700万トン」「2005年度比で重量原単位46%以上削減」「オフィスのCO2排出量を2007年度比で平均2%以上削減」「再生資源利用率16%以上の達成」「工場廃棄物リサイクル率99.5%以上」などの数値目標を掲げ、取り組みを進めている。

photo パナソニック 環境・品質センター 環境経営推進部 部長の長崎達夫氏

 2014年度までの取り組みでは、ほとんど全ての項目で目標達成に向け、計画通りの進捗であるという(図1)。パナソニック 環境・品質センター 環境経営推進部 部長の長崎達夫氏は「再生資源利用率は2013年度に比べ2014年度は下がっているが、2018年度目標に対しては順調に推移していると見ている」と語っている。

photo 図1 グリーンプラン2018の2014年度の進捗状況(クリックで拡大)出典:パナソニック

CO2削減実績も伸長

 CO2の削減実績としては、2014年度の直接的な削減貢献量は4314万トンで前年度に対し大きく伸ばすことに成功。また、生産高原単位についても4年ぶりに改善し、生産活動におけるCO2排出量も4年連続減少したという(図2)。

photo 図2 2014年度のCO2削減実績(クリックで拡大)出典:パナソニック

 CO2の削減については、自社が排出するCO2だけでなく、自社が提供する製品のサプライチェーン全体での温室効果ガス排出量を考える「Scope3(スコープ3)」も含めて考慮。自社の直接排出である「Scope1」、電力利用などの間接排出である「Scope2」なども合わせ、国際的な算定基準であるGHGプロトコルに従って把握しているという(図3)。

photo 図3 2014年度の事業活動全体における環境負荷の全体像(クリックで拡大)出典:パナソニック
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