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» 2016年06月17日 15時00分 UPDATE

エネルギー管理:電気や水道の検針データを統合管理、自動検針システムを簡単に

三菱電機は水道メーターやガスメーターなどを手掛ける愛知時計電機と、検針データ統合管理システムの共同開発を開始する。三菱電機の配電制御ネットワークで検針データを一括管理し、自動検針システムの機器構成簡素化と管理コスト低減を実現するソリューションを提供する。

[陰山遼将,スマートジャパン]

 三菱電機は2016年6月14日、愛知時計電機と、電気・水道・熱量などの各種検針データを配電制御ネットワーク「B/NET(ビーネット)」で一括管理するシステムの共同開発に合意した。これにより、自動検針システムを構築するための機器構成の簡素化と、管理コストの低減を実現するソリューションを提供していく計画だ。

 これまでは電気・水道・熱量など、検針対象ごとに個々のデータ管理が必要だった。今回両社はこれらの各種検針データの統合管理に対応するため、B/NETで一括管理するシステムの共同開発を進める。B/NETは「Base Network」の略称で、電力監視・制御や自動検針などのシステムに適用できる三菱電機製の配電制御機器のフィールドネットワークである。

 具体的には愛知時計電機製の水道メーターおよび熱量計の検針データをB/NETに接続するための変換アダプターを共同開発し、同社製電力量計の検針データと併せて、共通の検針コントローラーで一括管理できるシステムの開発を推進する(図1)。

図1 開発するシステムのイメージ。各種検針データの統合管理を可能にすることで現在(左側)のシステムをより簡素化(右)できるようにする(クリックで拡大)出典:三菱電機

 また、電力量計・水道メーター・熱量計などの検定付きメーターの各データを全て統合することで、検針におけるデータ収集装置の設置台数削減と、運用・管理の簡素化が実現できる。さらにB/NETに伝送を活用することで、検針用途以外に計測値の見える化や設備のエネルギー管理も可能だ。このほか、アダプター方式を採用することで、メーター設置済みのシステムでもB/NETに接続可能だ。

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