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» 2016年06月28日 16時00分 UPDATE

太陽光:ポストFITを先取りへ、遠隔監視を一括導入できるパッケージ製品

太陽光発電モジュールの出荷が減速する中、既設の太陽光発電設備の運用について注目が高まっている。こうしたニーズに対応すべくサンテックパワージャパンでは新たに遠隔監視パッケージ製品を販売する。

[三島一孝,スマートジャパン]

 国内の太陽光発電市場は2015年度(2016年3月期)に太陽電池モジュールの出荷量が前年割れとなるなど新たなフェーズに入ろうとしている(関連記事)。こうした状況下で重要性を増しているのが、太陽光発電設備を効果的に運用する「O&M」である。そのカギを握る「遠隔監視」を実現する新製品をサンテックパワージャパンは2016年6月27日に発売した。

 新製品は設備認定容量が10kW(キロワット)以上50kW未満の低圧太陽光発電所向けの遠隔監視パッケージ「サンテックパワー遠隔監視ステーション/インテリジェント・アナライザー」である。価格は60万円(税別)で2016年6月27日から受注を開始した。出荷開始は同年8月1日。初年度の販売台数は1000台を目指すとしている。

 「インテリジェント・アナライザー」は、サンテックパワーの関連グループ会社であるドイツのメテオコントロール社製の遠隔監視システムと、10年分の3G/LTE通信費用、さらに10年間の機器保証をサンテックパワージャパンが独自のパッケージ化した商品である。別々に調達する場合と比べて導入の手間を軽減できることに加えて、導入コストも低く抑えることが可能だ(図1)。

photo 図1 サンテックパワージャパンの遠隔監視パッケージ「インテリジェント・アナライザー」 出典:サンテックパワージャパン

 資源エネルギー庁の調査(流通保安グループ電力安全課2016年2月29日資料)によると長期間発電が停止していた低圧発電設備の内、約半分が機器の状態監視が不十分であるために発電が停止しているといういう。サンテックパワージャパンでは、これらの売電ロスを軽減し、遠隔監視・発電量分析によるきめ細かい運用を提案していくとしている。

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