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» 2017年01月30日 11時00分 UPDATE

電力供給サービス:冷蔵庫の利用履歴で異変を察知、関西電力が見守りサービスを拡充

関西電力は電気契約者向けの見守りサービスを新設した。電力使用量から生活リズムを推定し、異変があった場合には遠隔に住む家族などにに通知する。さらに冷蔵庫の開閉履歴を活用した見守りサービスも展開する。

[陰山遼将,スマートジャパン]

 関西電力は電気使用量の変化を検知し、生活リズムに異変がお起きた際に通知を行う新サービスを開始すると発表した。同社の電力契約者向けに提供しているWebサービス「はぴeみる電」の新サービスとして、2017年1月27日から受付を開始した。

 新サービスの名称は「はぴeまもるくん」。スマートメーターから得られる契約者の電気使用状況から日々の生活リズムを確認し、異変を検知した場合に、遠隔に住む家族などに通知を行う見守りサービスだ。契約者は無料で利用できる(図1)。

図1 見守りサービスのイメージ(クリックで拡大)出典:関西電力

 このサービスには、奈良県立医科大学と共同研究した電気使用量の変化をもとにした生活リズム推定技術を活用している。電気使用量が一定以上の割合変化した際や、利用者ごとに確認した生活リズムが普段と異なる際に、契約者およびその家族などに通知を行う。

 さらに、こうした電力使用量だけでなく、冷蔵庫の開閉履歴を利用した見守りサービスも提供する。ソリッドアライアンスと共同開発した通信機能付の電子玩具「Fridgeezoo WiZフリッジィズーウィズforフォー はぴeみる電」を冷蔵庫内に設置することにより、冷蔵庫の開閉を検知。この履歴情報はスマートフォンに蓄積され、12時間冷蔵庫の開閉が行われないなど、特定の条件を満たすと家族などに通知が行われる。サービスの利用は無料だが、冷蔵庫内に設置する機器は購入する必要がある。

 冷蔵庫の開閉履歴を利用するサービスは、まず1月27日〜2月27日までに500人のモニター参加者を募り、検証を行う。その後3月3日から一般向けの利用受け付けを開始する予定だ。

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