ニュース
» 2017年04月10日 09時00分 UPDATE

蓄電池システムなども発表:電動窓もスマホで制御? シャープがHEMS機能付きエネルギーコントローラーを発表 (1/2)

2015年から太陽電池事業などをエネルギーソリューション事業としてまとめ、製品単品だけでなくソリューションとしての提案を強化するシャープ。2017年4月に新しくHEMS機能を搭載したコントローラとクラウド蓄電池システム、単結晶太陽電池モジュールを発表した。

[庄司智昭,スマートジャパン]

HEMS機能を搭載したコントローラーを発表

2017年4月7日に発表した「クラウド連携エネルギーコントローラ」 (クリックで拡大) 出典:シャープ

 2015年から太陽電池事業などをエネルギーソリューション事業としてまとめ、ソリューションとして提案を強化するシャープ。太陽光発電システムやエネルギーを管理する「クラウドHEMS(Home Energy Management System)」、エネルギーをためる「クラウド蓄電池」などを組み合わせて展開している。

 蓄電池と連携できる家電「蓄電池連携家電」シリーズでは、直流電力と交流電力の両方を利用可能なエアコン「DCハイブリッドエアコン」、停電時でも蓄電池の電気で運転できる「非常時対応冷蔵庫」を投入してきた。

 2017年4月には、太陽光発電システムや蓄電池などの制御や家電の電力状況を“見える化”する、HEMS機能搭載の「クラウド連携エネルギーコントローラ(JH-RV11)」を発表した。希望小売価格は10万3600円(税別)、同年6月12日から発売する。

システム構成図のイメージ (クリックで拡大) 出典:シャープ

 太陽光発電システムの発電、売電量や蓄電池の充放電状況などは、壁に固定された専用の電力モニターで確認することが一般的である。新しく発表したJH-RV11は、スマートフォン(以下、スマホ)からリアルタイムに確認できるという。

 照明器具や家電製品などの電力使用量の変化をモニタリングし、各機器の電源がオン/オフされた時に、スマホに通知する機能も搭載。外出先からテレビやエアコンの消し忘れを確認できる他、家電製品の電源が入ったことが通知されることで、子どもが帰宅したことを把握できるなど、見守り用途としての活用も可能だ。

 「業界初」の機能として強調するのは、電動窓シャッターの自動制御である。気象特別警報や気象警報の発令をクラウドで認識すると、自宅の電動窓シャッターが自動で閉まる。シャープは「外出時に天候が急に悪化しても安心」とコメントする。対応する電動窓シャッターは、文化シヤッターの「マドマスター・スマートタイプ」である。

エアコンや電動窓シャッターをスマホから一斉に遠隔操作ができる機能も搭載。外出時には「エアコンの電源オフ、電動窓シャッター全閉」といった操作を容易に行えるという (クリックで拡大) 出典:シャープ

 対応するパワーコンディショナーはシャープが2016年以降に発表した製品。エアコンはECHONET Liteに準拠した特定機種に対応する。シャープ広報担当者によると、新規で太陽電池を導入する顧客の約30%が、HEMS関連製品を導入しているという。

       1|2 次のページへ

Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.