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» 2017年09月05日 11時00分 公開

太陽光:インドネシアのイオンで太陽光発電、二国間クレジットでCO2削減に

伊藤忠商事とイオンモールは、インドネシアで二国間クレジット制度を利用した太陽光発電事業に着手する。イオンモールがジャカルタに開設する新店舗の屋根に太陽光発電と蓄電池を導入し、年間550トンのCO2排出量削減を目指す。

[長町基,スマートジャパン]

 伊藤忠商事とイオンモールのインドネシア現地子会社であるAEON MALL INDONESIAは、インドネシアでの「二国間クレジット制度(JCM)」に参画する。インドネシア・ジャカルタに新しく出店する「イオンモールジャカルタガーデンシティ」の屋根にパナソニック製の太陽光パネルおよび蓄電池の設置し、二酸化炭素の排出削減を目指す。施工についてはFuji Furukawa E&C Indonesiaが担当する。

「イオンモールジャカルタガーデンシティ」の完成イメージ 出典:伊藤忠商事

 JCMは、日本が推進しているカーボン・オフセットの枠組みで、途上国へ温室効果ガス排出削減のための技術や製品、サービスを提供することで、削減量の一部を日本の削減分としてカウントすることが可能だ。

 同店舗に設置する太陽光発電は出力507kW(キロワット)で、インドネシアの商業施設では最大規模になるという。太陽光発電電力は店舗の照明設備へ供給する。館内共用部のLED照明使用容量のほぼ100%を太陽光発電の電力で賄える見込みだという。

 導入する蓄電池の容量は110kWh(キロワット時)で、昼間の余剰電力を充電し、夜間に使用する。蓄電池を導入し余剰電力を有効活用することにより、年間で約550tの二酸化炭素排出削減が見込まれている。なお、同店舗では高効率空調機、調光制御システムを導入する他、雨水の再利用や壁面緑化の採用など環境対策を施すことで、年間約3000tのCO2排出量削減を目指している。

エネルギー運用のイメージ 出典:イオンモール

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