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» 2017年09月05日 07時00分 公開

太陽光:Looopが電気と“電池”のセット割、「業界最安水準」の料金単価へ (1/2)

Looopは低圧向け電力「Looopでんき」の契約者を対象に、同社の家庭向け蓄電池「Looopでんち」を導入すると、従量料金単価が最大5円安くなるプランを発表した。

[陰山遼将,スマートジャパン]

 Looopは、家庭などの低圧向けに提供している「Looopでんき+」に、蓄電池を組み合わせたセット割引メニュー「Looopでんち割」を追加すると発表した。Looopが販売する家庭用蓄電池「Looopでんち」を導入したユーザーは、従量料金単価が最大で1kWh(キロワット時)当たり5円安くなる。

 Looopは2016年4月から低圧向けとなる「Looopでんき」の提供を開始した。基本料金は0円で、従量料金のみで電気料金が決まるのが特徴の料金メニューだ。2017年8月17日時点までに、5万5000件のユーザーを獲得するなど、着実にシェアを伸ばしている。

「Looopでんき」の申込件数の推移(クリックで拡大) 出典:Looop

 再生可能エネルギーの普及を掲げる同社は、Looopでんきに、住宅用の太陽光発電などを組み合わせた新しいサービスメニューの拡充を進めてきた。

 1つが「ソーラー割」だ。これは太陽光発電を導入している住宅が対象で、「再生可能エネルギーの固定買取価格制度」(FIT)による余剰電力の売電先をLooopにした場合、Looopでんきの従量料金単価が1kWh当たり1円安くなるメニューだ。さらに、Looopが販売する住宅向け太陽光発電システムを導入する場合、ソーラー割の1円に加えて、さらにもう1円料金単価を安くする「LooopHome割」も提供している。これらの太陽光発電の導入メリットを組み合わせた料金メニューの総称がLooopでんち+となる。

家庭用「Looopでんち」(クリックで拡大) 出典:Looop

 今回発表したLooopでんち割は、Looopでんち+の新しい料金メニューの1つという位置づけだ。2017年2月に発表したLooopでんちの家庭向けモデルを導入した家庭に対し、Looopでんきの従量料金単価を1kWh当たり3円割引く。ソーラー割、LooopHome割と組み合わせれば、最大で5円の割引きを受けることができる。なお、事業所向けのプランでも同様の割引きが可能だ。

 Looopでんち割の提供エリアは、Looopでんきと同じく沖縄・離島を除く全国となる。現在、Looopでんきの家庭向けプランの料金単価は、東京電力ホールディングス管内で26円/kWh、関西電力管内で22円/kWhとなっている。ソーラー割、LooopHome割、Looopでんち割を併用すると、この単価がさらに5円安くなる。Looop 電力事業本部 本部長の小嶋祐輔氏は「5円の値下げは大きなインパクトがある。業界内でも圧倒的に最安水準」と語る。

最大で5円の割引きが可能に(クリックで拡大) 出典:Looop

 ただし、現在ソーラー割を提供しているのは東京・関西・中部電力管内のみとなっている。そのため、5円の割り引きを受けられるのは現時点でこの3つのエリアとなる。なお、Looopはソーラー割の提供エリアを今後順次拡大する予定だ。

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