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» 2018年01月26日 09時00分 公開

自然エネルギー:大阪ガスが三重県バイオマス事業に参画、未利用材が4000世帯分の電力に

大阪ガスは、同社の100%子会社が三重県松阪市のバイオマス発電事業運営会社「バイオマスパワーテクノロジーズ」に出資し、松阪市におけるバイオマス発電事業に参画したと発表した。発電出力は1990kW、年間発電量は一般家庭約4000世帯分の年間使用電力に相当する約1394万kWhを見込む。

[長町基,スマートジャパン]

 大阪ガスは、同社の100%子会社であるガスアンドパワー(G&P、大阪市)が三重県松阪市のバイオマス発電事業運営会社「バイオマスパワーテクノロジーズ」(BPT、三重県松阪市)に出資し、松阪市におけるバイオマス発電事業に参画したと発表した。

発電プラントの全景(クリックで拡大) 出典:バイオマスパワーテクノロジーズ

 同事業は、三重県を中心とした地域の未利用間伐材等をバイオマス燃料として有効活用することを目指したもの。地元木材コンビナートに併設するウッドピア木質バイオマス利用協同組合(三重県松阪市)から年間3万トンの木質チップを調達し、発電した電力は特定規模電気事業者(PPS)を通じて近隣需要家に供給。地産地消型のバイオマス発電事業を実現するという。

 また、近隣の既設バイオマス発電所と運営体制を共有し、大阪ガスの火力発電所運営の知見を組み合わせることで安定的な事業運営を行うとしている。

 BPTは2015年12月に設立され、同事業で運営する「バイオマスパワーテクノロジーズ松阪木質バイオマス発電所」は2018年1月1日より商業運転を開始。発電出力は1990キロワット(kW)、年間発電量は一般家庭約4000世帯分の年間使用電力に相当する約1394万キロワット時(kWh)を見込む。

会社・施設概要 出典:大阪ガス

 大阪ガスグループは、既に中山名古屋共同発電(愛知県武豊町)および市原バイオマス発電(千葉市)でバイオマス発電事業に着手しており、引き続き地産地消型のバイオマス発電事業を含む再生可能エネルギー事業を積極的に推進するという。

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