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» 2018年07月09日 06時00分 公開

建設業200社が導入、図面管理・共有アプリ「スパイダープラス」 (1/2)

レゴリスは建設業界向けの図面管理・情報共有アプリ「SpiderPlus(スパイダープラス)」に、現場工事の進捗状況を見える化する新機能「工事進捗管理」の提供を開始した。開発にあたっては、ユーザー目線のニーズを反映させるため、鴻池組と共同で行った。

[石原忍,BUILT]

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 レゴリスは2018年7月4日、自社が開発・販売する図面管理・情報共有アプリ「スパイダープラス」のオプション機能「工事進捗管理」を鴻池組と共同開発し、サービスの提供を開始したと発表した。

「施工中」「完了」「指摘あり」のステータスで、工事進捗を見える化

「工事進捗管理」の操作イメージ 出典:レゴリス

 スパイダープラスは、クラウドサーバに保存した大量の図面や写真をiPad/iPhoneのスマホ・タブレット端末で管理できる図面管理・情報共有システム。開発以来、現在では大手ゼネコンやサブコンを中心に全国200社、1万以上の建設現場で導入され、これまでの図面アップロードは300万枚にも及ぶという。

 現場ではiPadを携行するだけで、クラウド上に保存された図面をタブレット端末に取り込めば、通信環境の無い場所でも図面を閲覧可能。読み込みの遅いPDFでも、拡大、縮小、移動が素早くでき、図面と照らし合わせた検査作業などがストレスフリーで行える。図面には、現場写真や手書きメモ、検査記録などを付け加えることが可能で、Excel・PDFでの帳票出力にも対応する。

 新機能の工事進捗管理は、工事進捗の見える化およびリアルタイムな情報共有を可能にする。「施工中」「完了」「指摘あり」の3つのステータスで、工事進捗状況を記録し、一目で進捗具合が分かるようになる。指摘箇所には、コメントの記入や写真の登録ができる。

 進捗度合いは見やすいビジュアルでの表示。現場でiPadからクラウドサーバに登録したデータは、社内の他のiPadやPCからも確認でき、帳票印刷にも対応するため、情報共有が容易に行える。マンションの仕上工事だけでなく、工程マスターを変更することで、新築やリニューアル工事の躯体、外構、設備など、あらゆる工事に適用することが想定されている。

「工事進捗管理」のiPadでの表示画面 出典:レゴリス

 従来の方法では、現場で部屋ごとに進み具合を確認した後、事務所に戻って紙ベースの進捗管理追跡表に手書きで記録していた。「工事進捗管理」の機能であれば、協力業者との情報共有やスケジュール管理が、事務所と現場の往復などする必要が無く業務効率がスムーズになる。現場管理者にとっては、工種間の調整や次工程の計画、取引先への連絡、翌日の材料手配タイミングなどのマネジメントを難なく行え、管理業務の効率化による働き方改革につながる。

Excelでの帳票出力 出典:レゴリス
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