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» 2018年10月03日 06時00分 公開

国内初ボタン操作不要の“顔認識”エレベーター、次世代オフィスビル「新橋M-SQUARE Bright」が竣工 (1/2)

日本初の顔認証でエレベーターを自動で呼び、行き先階に自動で止まる機能を備えたオフィスビル「新橋M-SQUARE Bright(エムスクエア ブライト)」が竣工した。このビルには、ICT技術を活用したトイレの空き状況確認システムやアクリル系特殊フィルムとプロジェクターを組み合わせた空間演出など、次世代のビル機能を多数採用し、実証実験の場となっている。

[石原忍,BUILT]

 三井不動産が開発プロジェクトマネジャーとなって、東京都港区新橋一丁目で進めていた次世代のオフィスビル「新橋M-SQUARE Bright」が2018年9月28日に完成した。

ボタン操作不要のエレベーターなど、最先端機能を多数導入

「新橋M-SQUARE Bright」外観 提供:三井不動産

 新橋M-SQUARE Brightは、三井不動産が掲げる「その先の、オフィスへ」をコンセプトに貸室仕様から運営管理までハイグレードなサービスを提供する「M-SQUAREシリーズ」の一つ。シリーズの設備スペックやBCP機能に加え、最先端のオフィス機能を多数採用している。

 最大の特徴は、ハンズフリー機能付きとしては日本初導入となる日立ビルシステム製の次世代ビルエレベーター。1階のエレベーターホールに設置されたITVカメラで来館者を検知し、自動でエレベーターを1階に呼ぶ。

 エレベーターの到着時間は、ホール壁面に設置したAGC製サイネージモニター「infoverreMIRROR」で、天気予報などと一緒におおよその到着時間を表示。また、事前に顔データと行き先階を登録しておけば、カメラで顔認識するため、エレベーターに乗ればボタン操作なしで自動で指定した階に止まる。

1階エレベーターホール 提供:三井不動産
エレベーターの到着時間を知らせるAGC製サイネージモニター 提供:三井不動産
モニター画面 提供:三井不動産

 エレベーターかご内の人数把握は、これまでの重量による方法に加え、ITVカメラの画像解析技術を用いる。これにより、満員時には誰かが降りるまで止まっても乗れないような無駄な階停止を防ぎ、乗車0人の無人時には速やかに閉扉して運転効率を向上させる。乗車時にも、まだ乗れるスペースがある場合は、アナウンスで乗車を促す。

 次世代エレベーターは、ビルでの実証実験データを基礎として、運用改善を図り、さらなる効率化に向けた取り組みを進めるという。

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