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» 2018年11月22日 07時00分 公開

太陽光:パネルの下で大麦栽培、岩手県にメガソーラーシェアリングが完成

岩手県一関市に大型のメガソーラーシェアリングが完成。年間約700世帯分の電力を発電しながら、太陽光パネルの下では大麦を栽培する。

[スマートジャパン]

 日本アジア投資は、同社がリニューアブル・ジャパン(東京都港区)および東急不動産と共同で、岩手県一関市で建設を進めていた営農型発電所(ソーラーシェアリング)「一関市鈴ヶ沢太陽光発電所」が2018年10月に完成したと発表した。同年11月8日に竣工式を開催したと発表した。

完成した「一関市鈴ヶ沢太陽光発電所」 出典:日本アジア投資


 同発電所は2018年6月に先行して完成した「一関市吉高太陽光発電所」とともに開発されたもので、2つの発電所の太陽電池出力は合計5.3MW(メガワット)となる。

 一関市鈴ヶ沢太陽光発電所の敷地面積は5万8095平方メートル。耕作に必要な太陽光を確保するため、一定の間隔を空けて946枚の太陽光発電パネルを並べ、太陽光を農業と発電でシェアする。太陽電池の出力は約2.63MW。年間想定発電量は一般家庭約683世帯分の年間使用量に想定する303万0975kWh(キロワット時)を見込む。なお、パネル下では大型農機を使用し、大麦を栽培する予定だ。


 同発電所は再生可能エネルギーを積極的に導入する一関市が、立地協定を結ぶリニューアブル・ジャパンと計画し、藤沢農業振興公社(一関市)、営農者および地権者、関係各社の協力を得て実現した。なお、東北銀行からのプロジェクトファイナンスによる融資を受けている。

 発電事業者である合同会社吉高鈴ヶ沢(東京都港区)と藤沢農業振興公社との間で締結された営農支援業務委託契約に基づき、発電事業収入の一部を20年間にわたり営農支援費用として同公社へ支払い、地域創生への貢献を目指す方針だ。

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