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» 2018年12月17日 07時00分 公開

IoTマンション:長谷工×NTT西、2019年度の完成を目指す顔認証でカギを開閉する“IoTマンション”

長谷工コーポレーションとNTT西日本は、ICTを活用した次世代型集合住宅「IoTマンション」の実現に向けた共同実証実験を2018年12月から開始する。実験結果を踏まえ、2019年度内に初弾のIoTマンションを完成させるという。

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 長谷工コーポレーションとNTT西日本は、ICTを活用した次世代型集合住宅「IoTマンション」の実現に向け、共同実証実験を2018年12月〜2019年3月末の期間で実施する。

顔認証で共同玄関を開閉、宅配BOXへの着荷を通知

 両社はこれまで、長谷工グループの「マンション設計・施工・管理・修繕技術」と、NTT西日本の「ICT技術」を組み合わせ、次世代型集合住宅に向けた「IoTマンション」のあるべき姿の共同検討を進めてきた。その準備が整ったことで、今回共同で実証実験を行う。

 実験では、長谷工グループが手掛ける千葉県市川市のマンション共用部設備に、NTT西日本の顔認証などのICT技術を導入し、動作および精度を検証する。

 具体的な実験内容は、エントランスセキュリティにある共同玄関の電子錠を顔認識で開錠。デジタルサイネージも設置し、帰宅者を顔認識で識別して、個別のメッセージ表示や宅配BOXに荷物が届いている場合は到着を知らせる。

社宅エントランス(風除室)での実証実験
顔認証によるサイネージの表示例

 実験での2社の役割は、長谷工が施設の提供、居住者の聞き取りと実証結果の分析、マンションの設計・施工・管理面からの機能検証および事業性の検討を行う。NTT西日本は、顔認証などのICTシステムを構築し、システム面から機能を検証する。

 今後は今回の実証実験で得られた結果をベースに、IoTマンションの第1号物件を2019年度中に完成させることを目指すという。

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