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1000km走る6人乗り燃料電池車、トヨタがコンセプトモデルを公開電気自動車

トヨタが新しい燃料電池車のコンセプトモデルを公開。「MIRAI」より2人多い6人乗りのモデルで、航続距離は1000kmを実現するという。

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 トヨタ自動車は2017年10月、新しい燃料電池車(FCV)のコンセプトモデル「Fine-Comfort Ride」を公開した。JC08モードの航続距離は約1000km、全長4830×全幅1950×全高1650cm、「MIRAI」より2人多い6人乗りの車両で、「プレミアムサルーンの新しいかたち」を表現したという。


トヨタが公開した「Fine-Comfort Ride」(クリックで拡大) 出典:トヨタ自動車

 外観は車両前方から中央にかけて上下左右に広がりを持たせ、後部にかけて絞り込んだダイヤモンド型キャビンを採用。2列目シートの空間と、空力性能を最大化したという。電動車ならではの自由なレイアウトを生かし、インホイールモーターの採用した他、タイヤの四隅配置やボディ下をカバーで覆うことによって、プレミアムサルーンにふさわしい、高い走行安定性と静粛性を実現するとしている。

 内装は「Wearing Comforts(快適な空間に包まれる)」をテーマに、単に移動するための“乗り物”にとどまらない、移動以外の価値を提供する将来のモビリティを目指した。自由な姿勢に調整可能なシートを中心に、エージェント機能やタッチディスプレイを配置。シートレイアウトも自由に調整でき、Fine-Comfort Rideをプライベート空間としても、コミュニケーション空間としても活用できるという。


「Fine-Comfort Ride」の室内 出典:トヨタ自動車

 なお、Fine-Comfort Rideは、2018年に発売する燃料電池バス(FCバス)のコンセプトモデルとともに、「東京モーターショー2017」(10月25日〜11月5日、東京ビッグサイト)に展示される予定だ。

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