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ソーラーシェアリング事業の課題を解決、営農者のマッチングサービス登場

エコ・マイファームはソーラーシェアリング設備への営農者マッチングサービスおよび営農サポートサービスを開始。ソーラーシェアリングの課題といわれる、営農者が見つからないなどの問題の解決を支援する。

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 エコ・マイファーム(京都市)は、ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)の普及を支援するため、ソーラーシェアリング設備への営農者マッチングサービスおよび営農サポートサービスを開始した。

 農業と発電事業を同時に行うソーラーシェアリングは、農業収入と再生可能エネルギーの売電収入の両立により、持続可能な営農を実現する新たな仕組み。農業従事者の減少や全国で増加している耕作放棄地の再生といった、地域課題の解決に貢献する取り組みとして注目を集めている。ソーラーシェアリングの導入により、農産物生産だけでは営農継続が難しかった場所でもそれを継続できる可能性がある。

 一方で、事業開始時の課題として、営農者の高齢化などで、耕作放棄地などの再生を図りたいが地域で営農者が見つからずソーラーシェアリングを開始できない、といったケースが増えているという。

 そこでエコ・マイファームはこうした課題を解決するため2つのサービスを開始する。その1つである営農者マッチングサービスは、設備下での営農者を見つけたい事業者と、事業拡大を目指す農業経営者や農地所有適格法人、新規就農希望者などのマッチングを行う。もう1つの営農サポートサービスでは、設備下での営農そのものを同社が直接サポートする。

 エコ・マイファームは、ソーラーシェアリングをはじめ国内で800MW(メガワット)以上の再生可能エネルギー導入コンサルティング実績を持つ千葉エコ・エネルギー(千葉市)と、全国に5カ所の農業専門学校と110カ所の貸し農園を展開し、農業生産サポートなども実施するマイファーム(京都市)が、ソーラーシェアリングに特化したコンサルティングサービスの提供を目的に、2017年5月19日に設立した合弁会社。


「千葉市大木戸アグリ・エナジー1号機」の外観。太陽光パネルの下ではニンニクを栽培 出典:千葉エコ・エネルギー

 千葉エコ・エネルギーは、今までに構築したノウハウを生かし、2018年3月30日に、千葉市で「千葉市大木戸アグリ・エナジー1号機」の運転を開始し、同時に自社での農業生産も開始した。エコ・マイファームでは、自社での営農経験を生かした営農サポートコンサルティング事業や、同社が運営するアグリイノベーション大学校の卒業生と、営農者の移住を希望する地域や、雇用を希望する農地所有適格法人とのマッチング事業を行っている。

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