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2004/04/20 18:34 更新

国内写真プリントサービス市場、2006年にはデジタルプリント需要で回復に
ブレーンチャイルドによると、銀塩DPの減少にともない2004年から2005年にかけては写真プリントサービス市場は縮小するものの、2006年には店頭受付のデジタルプリントサービス、ネットサービスの普及により回復基調に転じるという
ブレーンチャイルドは、国内写真プリントサービス市場の現状と将来展望を発表した。2004年2月〜3月にかけて、プリントサービスやインクジェットプリタなど入出力関連の主要メーカー20社、チェーン店を中心とするサービス店舗20店舗にヒアリング調査を行ったもの。
これによると、銀塩DPの減少にともない2004年から2005年にかけては市場は縮小するものの、2006年には、店頭受付のデジタルプリントサービス、ネットサービスの普及により回復基調に転じ、2008年には5600億円の市場になると予測する。
2003年のプリント市場(4907億円)のうち、銀塩DPサービス73%(3585億円)、デジタル写真サービスは27%(1322億円)だが、2008年には逆転してデジタル写真サービスが83%を占めるとみている(デジタル写真サービスは、銀塩DPサービスを除く、ホームプリント、ネットサービス、キオスク端末、店頭受付サービス、集配サービスの合計を指す)。
デジタル写真サービスを牽引するのは、すでに市場が確立した感のあるホームプリントだが、2003年にユーザーの利用率が上昇し始めた店頭受付サービスと、ブロードバンドの普及によるネットサービスが大きく成長すると見られ、店頭受付は2008年には2003年の約4倍の2268億円に、ネットサービスは12倍の380億円にそれぞれシェアを広げると予測している。
| |
03年実績 |
04年見込 |
05年予測 |
06年予測 |
07年予測 |
08年予測 |
| 銀塩DP |
3,585 |
2,550 |
1,836 |
1,458 |
1,224 |
972 |
| 店頭受付 |
524 |
802 |
1,045 |
1,458 |
1,836 |
2,268 |
| 集配サービス |
60 |
60 |
60 |
60 |
60 |
60 |
| キオスク端末 |
119 |
140 |
149 |
160 |
165 |
170 |
| ネットサービス |
24 |
66 |
119 |
215 |
322 |
387 |
| ホームプリント |
595 |
822 |
1,038 |
1,283 |
1,531 |
1,777 |
| 合計 |
4,907 |
4,440 |
4,247 |
4,634 |
5,138 |
5,634 |

写真プリントサービス市場(クリックで拡大表示)
2003年のデジタル写真サービスは、家庭内でインクジェットプリンタを利用したホームプリントが45%(595億円)、店頭受付サービスが40%(524億円)だが、2005年には、ホームプリント市場1038億円に対し、店頭受付サービスが1045億円となり両者の位置づけが逆転するとみられる。
その理由として、デジタルカメラ購入者が、PCを持たない層に広がり、メディアやHDDに画像を保存するより、銀塩プリントと同じように紙にプリントしたものをアルバムなどに貼って保管すると見られること、ホームプリント市場を左右するプリントアウトの用紙の値下がりなどが挙げられる。デジカメ専用デジタルプリンタも販売を拡大すると思われるが、すべての家庭に普及するのは難しいとみている。
また、現在全国に26000店舗あるミニラボ店のうち、実質稼働しているのは2万店程度で、このうちデジタルプリントに必要なデジタルミニラボが導入されている店舗は、約1万店で、2002年の7000店から増加している。2004年以降もデジタル対応店舗は増加する見通しだが、銀塩DPの収益源だった現像料のマイナス分を補うには至らない店舗が多く、2006年までは年間3500店ほど減少していくとみられ、店舗の淘汰が進みそうだ。
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