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ブロードバンドコンテンツ利用者は6割強、人気は音楽コンテンツ

» 2004年06月11日 03時41分 公開
[ITmedia]

 アイブリッジは、同社が展開するリサーチプラスでチアーズの調査協力を得て、「ブロードバンドユーザーのコンテンツ利用」についてのアンケート調査を行った。回答者は300名(男性171名・女性129名)。

 これによると「ブロードバンドコンテンツ利用頻度」は、「今のところ利用・視聴したことがない」が34.0%(102名)で最も多いが、「月に1〜3本程度」22.3%(67名)、「週に1本程度」13.3%(40名)、「年に数本程度」12.7%(38名)、「週に2〜5本程度」9.7%(29名)、「毎日1本程度」4.0%(12名)、「毎日2〜5本程度」2.7%(8名)、「毎日5本以上」1.3%(4名)と、利用経験を持つユーザーは6割を超える。これは昨年の調査とほぼ同じ結果だという。

 また、利用経験者の視聴コンテンツのジャンルとしては、「音楽(ミュージッククリップ含む)」56.6%(112名)、「映画」17.2%(34名)、「オンラインゲーム」15.2%(30名)、「小規模なインターネット放送」5.6%(11名)、「ビデオチャット」3.0%(6名)、「TV電話」1.0%(2名)で、昨年と比較するとオンラインゲームが減少している。また「その他」として「アニメーション」を挙げるユーザーもいた。

グラフ

 コンテンツをみつけた手段は、「検索サイトでキーワード検索して探した」が40.4%(80名)、「回線を提供しているプロバイダーのサイトで紹介されていた」20.7%(41名)、「友人・知人など詳しい人に教えてもらった」13.1%(26名)と続く。昨年に比べ、検索して探したユーザーが増え、友人・知人に聞いたり、雑誌で調べたというユーザーが減少しており、「検索サイト」をより積極的に使い始めた兆候が窺える。

 コンテンツを紹介して欲しいと思うユーザーは74.7%(224名)で、具体的にどんな手段で知らせて欲しいかという質問には、「HTML・Flashメール(メールマガジン)で」25.9%(58名)、「テキストメール(メールマガジン)で」22.3%(50名)、「テレビコマーシャルなどで」17.9%(40名)、「専用のWebサイト上で」17.4%(39名)、「大手ポータルサイトなどで」9.4%(21名)、「雑誌などで」6.7%(15名)と、メルマガでの紹介を望むユーザーが半数近くに上った。自動的に送られてくるため探す手間がかからないことと、すぐにコンテンツを確認できる手軽さが、重宝されているようだ。

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