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パソコンを身近な人にたとえると「忠実な部下」

» 2004年08月18日 01時18分 公開
[ITmedia]

 TISは、東京圏と大阪圏の20歳以上のビジネスパーソン519名(男性261人、女性258人)を対象にインターネットによる「TIS パソコン活用度調査」を実施、その結果を発表した。調査期間は7月21日〜22日。

 勤務先でのパソコン・インターネット利用実態についての調査では、「勤務先のパソコンを身近な人や存在にたとえると」最も多かったのは「忠実な部下」で36.4%。次いで「自分の分身」28.9%、「かわいい秘書」26.2%。差はあるが「友人」が12.5%、「あかの他人」6.0%と続く。男女とも上位項目は同じだが、「忠実な部下」と回答したのは、男性は42.1%、女性は30.6%と少し開きがあった。

 「勤務先でインターネットを利用している」のは84.3%で、利用者の利用頻度は、「毎日」が81.4%だった。いずれも前年より数ポイント低く、男性の利用率が女性を若干上回る傾向にある。また、パソコン・インターネットの利用が業務に与える影響を5段階評価すると、「大いに生産性を上げている」27.5%、「生産性を上げている」50.5%とプラス効果を認めているのは8割近くに上り、「下げている」「大いに下げている」はそれぞれ1.4%、0.5%だった。

 また、仕事中に「私用で」インターネットを利用することがある、と答えたのは73.2%。私的利用する、と回答した人に私的利用についての考え方をきいたところ、「全く問題ない」は14.2%、「わずかな時間・回数ならOK」が34.7%、「勤務規定時間外ならOK」は23.4%、「なるべく止めるべき」23.8%、「絶対にダメ」1.7%という結果に。昨年と比べると「全く問題ない」は3.7ポイント減少し、「なるべくやめるべき」は4.2ポイント増加しており、わずかではあるが「私的利用はやめるべき」と考える人が増えているようだ。

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