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コダック、ソニー、キヤノンの3社、米デジカメ顧客満足度調査で1位に

» 2004年10月28日 21時33分 公開
[ITmedia]

 ジェイ・ディー・パワー アジア・パシフィック(J.D. パワー)は10月28日、「2004年米国デジタルカメラ顧客満足度調査」の結果を発表した。

 同調査は、価格帯によって「199ドル以下」「200〜399ドル」「400〜599ドル」「600ドル以上」の4セグメントにグループ分けしたデジタルカメラ所有者を対象に実施したもの。総合的なデジタルカメラの満足度は、「性能」「接続性」「価格」「デザイン」の4要素から構成されるとして集計している。なお、同社が米国において同様な調査を行うのは初。

 調査結果によれば、「199ドル以下」のセグメントで1位となったのは「ソニー」で、「性能」「接続性」「デザイン」においてトップスコアを獲得した。

 「200〜399ドル」および「400〜599ドル」のセグメントでは「コダック」が1位になった。同社は、「200〜399ドル」において「性能」のスコアが高く、「400〜599ドル」では「性能」と「接続性」でもっとも高いスコアを獲得した。なお、この2セグメントを合計すると、米国におけるデジタルカメラ販売数の大半を占めることになるという。

 「600ドル以上」では、「キヤノン」が1位だった。

 デジタルカメラが市場の主流になるにつれ、使いやすく経済的で画像の共有や確認が容易な消費者向け製品が求められる傾向にあり、コダックはそのようなニーズに応えた結果、今回の2セグメントにおける首位獲得を達成したと、J.D. パワーは分析している。

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