4位 携帯電話・PHSのパケット定額サービスの加入率は1割半ば
6位 ヤフオク終了後、最初の返事は「24時間以内に出す」が9割
8位 外資と国産との差が顕著に表れた2004年の国内サーバ市場
10位 ビジネスアプリの機能は「一部しか利用していない」が約2割
オンライン専業銀行のランキングがトップ10入り。1位になったソニー銀行は、資産運用商品の多彩さが評価された。
折しも偽造キャッシュカードによる現金の不正引き出し問題が、連日のように報じられている。これまで「オンライン取引なんてセキュリティー大丈夫なの?」と思われてきたが、オフラインでも安全とはいえない状況になってきた。
マクロミルによる「銀行カードの安全について」の調査のなかで、インターネットバンキングについての項目があった。男女20代〜50代以上1034サンプルへの調査で、現在インターネットバンキングを行っているのは80.5%に上る。また、「インターネットバンク」利用と「キャッシュカード」利用、どちらに利便性があるか、には「どちらかといえば」を含め、インターネットバンクと回答したのは57.0%と半数以上で、「キャッシュカード」のほうが利便性があると回答した15.6%を大きく上回る。
またどちらに安心感があるか、については、「どちらともいえない」が53.6%と最も多く、「インターネットバンク」24.0%、キャッシュカード22.3%とほぼ同じような結果だ(いずれも「どちらかといえば」を含む)。
「どちらともいえない」理由の大半は「どちらのセキュリティーも万全ではない」という回答が多数を占めた。
ちなみに、同調査で銀行のカード使用に不安を感じている人は9割に上り、銀行に望む対策は「銀行側による被害額補償」が最も多く(85.7%)、「早急な補償対応を行う銀行の口座を持ちたい」は91.6%に達している。
これまで利率や資産運用商品などで競ってきた銀行が、セキュリティーや補償対応で選択される時代になってきたのかもしれない。
折しも4月からはペイオフ解禁となる。少し前は、あちこちに口座を作らず、メインバンクにさまざまなサービス利用を集中させるのが効果的だなどと説明されたこともあったが、ペイオフを目前に控えた今は、どうやって資産を分散させるかが重要ポイントだ。対策に頭を痛めている方も多いことだろう。銀行選びも慎重になるに違いない。
「違いない」と予測で書くのは、筆者はそのような悩みとは無縁だからだ。しっかり資産運用を行ってきたからではない。そもそも1千万円の預貯金などないのである。持っていなければ悩むこともない。とはいえ、今回ばかりは、悩んでみたいものだ。
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