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iPodユーザーには「忠誠心」なし? 「Zune購入検討」も――米調査

» 2006年11月02日 07時38分 公開
[ITmedia]

 今後12カ月以内に新しいMP3プレーヤーの購入を検討している米消費者のうち、既にiPodを持っている人の場合は58%が、それ以外のMP3プレーヤーを持っている人の場合は59%が、MicrosoftのZuneを購入候補として挙げているという。米ABI Researchが11月1日、調査結果を発表した。

 現iPodユーザーのうち、Zuneを購入する可能性はほとんどないと回答したのは15%のみだった。

 ABIは、Zuneが他ブランドの製品と差別化が図れるかどうかがiPod対抗の鍵であり、Microsoftが強調する、Wi-FiによるZune同士のファイル共有機能のみでは不十分と見る。またiPodユーザーはMacユーザーのようなブランドへの「忠誠心」を持たないため、Appleが現在の地位を維持するためには、2007年中に新製品、新技術開発を発表する必要があると指摘する。

 調査は2006年10月、米国在住の18歳以上1725人を対象に、Webによって実施された。

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