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Webサイトビジター数首位はMS、伸び率トップはGoogle

» 2007年02月01日 07時53分 公開
[ITmedia]

 米Webトラフィック測定企業comScoreは1月31日、世界のユニークビジター数による12月のランキングを発表した。1位は5億870万人のMicrosoft系サイト、2位はGoogle系サイト(4億9400万人)、3位はYahoo!系サイト(4億7700万人)だが、伸び率では前年同期比13%増のGoogleがトップだった。MicrosoftとYahoo!の伸び率はそれぞれ5%。世界全体でのユニークビジター総数(15歳以上)は7億4100万人だった。

2006年12月の世界Webビジター数ランキング(単位:千人)
順位 Webサイト ユニークビジター数合計
世界合計 740,984
1 Microsoft 508,659
2 Google 494,170
3 Yahoo! 476,761
4 Time Warner Network 260,387
5 eBay 251,423
6 Wikipedia 164,675
7 Amazon 151,033
8 Fox Interactive Media 135,730
9 CNET Networks 114,940
10 Ask Network 113,881
11 Apple Computer 111,131
12 Adobe 100,421
13 Lycos 83,724
14 Viacom Digital 76,171
15 New York Times Digital 68,010
(資料:comScore World Metrix。15歳以上で自宅・オフィスからアクセスしたユニークビジター数。ネットカフェなど公共のマシンや携帯端末からのアクセスは除く)

 Googleのビジター数が伸びている理由についてcomScoreは、国際的な知名度が高まり、一部のGoogleアプリケーションが急速に普及していると説明。例えば、Google Image Searchの2005年12月から2006年12月にかけてのユニークビジター数は40%増、Gmailは71%増、Google Mapsは62%増を記録しているという。

 またcomScoreは同時に、2006年通年での分野別ユニークビジター数伸び率を発表した。それによると、世界全体でのオンライン人口(ユニークビジター数)は2005年から10%増。分野別で最も伸びたのがマルチメディア(37%)で、最大の貢献者は前年比1972%増(12月のビジター数1億2000万人)のYouTubeである。伸び率2位(33%)はコミュニティー分野で、MySpaceが前年対比159%増の9000万人、Bloggerが同90%増の9300万人を記録した。伸び率3位(16%)のメールをけん引したのはGmailで、前年対比71%増の6000万人だった。

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