Google Appsにも対応、豊富なメール誤送信防止機能を搭載した「Active! gate」誤送信対策製品紹介:トランスウエア編

トランスウエアのメール誤送信防止製品は「一時保留」「添付ファイルの暗号化」「本文と添付の分離送信」「Bcc強制変換」など多数の機能を標準搭載し、自社の環境に合った詳細なポリシー設定ができる。

2010年06月21日 08時00分 公開
[上口翔子,TechTargetジャパン]

 トランスウエアのメール誤送信防止製品「Active! gate」は、その特徴を一言で紹介するならば“標準搭載された豊富な機能”だといえる。送信後のメールをサーバ上に一定時間保管しておく「一時保留」のほか、「添付ファイルの暗号化」「メール本文と添付ファイルの分離」「ポリシー違反したメールの送信拒否」「Bcc強制変換」「時間差配信」の機能を備えている。

画像 「メール作成時に起きてしまう人的ミスをできる限りシステムで解決したい」と佐々木氏

 「電子メールの誤送信は、局所的なアプローチでは防ぐことができない。複数の機能を自動で同時実行することで、メール送信時に“あて先を指定する”“内容を書く”“ファイルを添付する”という人的作業で発生するミスをシステム側で防止できる」(経営企画部 担当部長 佐々木 泰氏)

 さらに運用面の特徴として、ポリシー設定の権限を管理者だけでなくグループ(部署)単位、個人単位で付与できる仕組みも搭載。管理者や上司の負荷を軽減でき、社内統一のポリシー設定が不要な企業にとっては、各ユーザーに運用を任せることが可能となる。「Active! gateという同じ製品でありながら、企業ごとにまったく別製品のようにも見える。ポリシー設定を管理者がすべて行っている企業では、ユーザーは非常にシンプルな操作画面となる。一方、管理者の設定は最小限に、詳細な設定はユーザーに開放している企業であれば、非常に多くの機能が備わった操作画面となる」(営業部 法人担当 アカウントマネージャ 松井 克氏)

画像 ポリシー設定を管理者側で一元管理した場合の操作画面一例(左)とユーザーに権限を開放した場合の操作画面(右)。個別設定では、「自分はよくファイルを添付し忘れるから、添付を忘れた場合は自動で一時保留されるようにしよう」など個人の性格に合わせた対策も可能となる《クリックで拡大》

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