NAS+クラウドで安価で高度なBCPを “一挙三徳”のファイル管理手法中小企業やブランチオフィスに最適なバックアップとは

ファイルサーバは企業にとって不可欠である。だが、運用負荷やコスト高を理由に、そのデータ保護がおろそかになっている企業は多い。求められるのはBCP(事業継続計画)に最適化した低コストのバックアップ手法だ。

2014年06月09日 10時00分 公開
[ITmedia]

 多くの企業にとって、社内のさまざまなデータを保管するファイルサーバは、非常に重要なシステムの1つである。しかし一方で、バックアップ対策がおろそかになり、万が一の故障や災害時に対応できないケースは少なくない。バックアップシステムの導入や運用には、大きな負担が掛かるためだ。

 TechTargetジャパンが2014年4月に実施した読者調査においても、バックアップで重視するポイントとして「運用のしやすさ」(54.5%)、「費用対効果」(50%)、「導入のしやすさ」(42.6%)、「システムの安定性・可用性」(41.4%)などが上位に挙げられていた。特に中小企業においては、優秀なエンジニアや十分な予算を確保することが難しいため、この傾向はいっそう強まることだろう。

 また、スマートデバイスをビジネスに活用する社員が増え、社内でしか利用できないファイルサーバへの不満も高まっているのではないだろうか。ビジネスの迅速性・俊敏性を求め、個人向けのオンラインストレージサービスを勝手に利用するユーザーが後を絶たない。

 そこで、(1)小規模オフィスでも導入しやすく、(2)安価に確実なバックアップができ、しかも(3)社外からでもデータを活用できる“一挙三徳”のファイル管理手法について解説しよう。


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