Lenovo製品だけじゃない、「アップデートだと思ったら脆弱性」問題が収まらない訳「Windows 10」のアップデートでも関心

中国Lenovoの自動アップデートシステムに脆弱性の存在が発覚したことは、アップデートに潜むリスクの深刻さをあらためて浮き彫りにした。“危険なアップデート”はなぜ無くならないのか。

2015年06月04日 15時00分 公開
[Michael HellerTechTarget]
画像 Lenovoはシステムアップデートプログラム「Lenovo System Update」に発覚した脆弱性に対処した(画面はLenovoのWebサイト)《クリックで拡大》

 中国Lenovoが最近、同社のノートPC向けのシステムアップデートプログラムに重要なセキュリティの不具合があることに気付き、パッチのプロセスに“パッチ”を当てた。だが同社が修正した3つの不具合は重要であり、自動システムアップデートが十分なセキュリティを提供できるかどうかという懸念が再浮上した。この問題は、近日発売の「Windows 10」を含む、ハンズフリーのアップデートへ切り替わりつつある多くのシステムに起こりつつある。

ITmedia マーケティング新着記事

news041.jpg

楽天グループが「楽天市場」出店店舗向けに「楽天AI大学」を公開
2024年3月より提供している店舗運営支援ツール「RMS AIアシスタント β版」に加え、AIツ...

news070.jpg

中国発AIソーシャル工作のゾッとする実態をMicrosoftがレポート
Microsoftが中国を拠点とする影響力工作の増加についてのレポートを発表した。これは米国...

news042.jpg

顧客の応募可能性をレシートで分析 読売新聞が新たな販促キャンペーンサービスを提供
システムインテグレーターのビーマップと同社子会社のMMSマーケティングは、読売新聞東京...