問題解決能力の1つとしての情報リテラシーを、どう育成すべきなのか? 日本デジタル教科書学会会長の片山敏郎氏が実践内容を交えて語ります。
小中高に設けられた「総合的な学習の時間」では、学習者に単独の教科では難しい現代的な課題に取り組んでもらい、かつ資質・能力としての問題解決能力、特に思考スキルと情報リテラシーを意識して育てることが必要だ――。新潟大学教育学部附属新潟小学校の教諭で、日本デジタル教科書学会の会長である片山敏郎氏は、こう強調します。
思考スキルや情報リテラシーの育成に、総合的な学習の時間をどう活用すべきか。iTeachers TV第24回では片山氏が、小学校3年生を対象に実施した取り組みを交えて、その方法を紹介します。もっとも情報リテラシーは、「総合的な学習の時間だけで育成するものではなく、全ての教科で身に付けていくことが重要だ」と同氏は強調。「ITを道具だと捉え、ITを活用して問題を解決する能力を全教科ではぐくむべきだ」と語ります。
週替わりのコーナー「教育ICTなんでも3ミニッツ」には、教育ICTコンサルタントの小池幸司氏が登場。米Appleのタブレット「iPad」を活用した教育に役立つアプリケーションを紹介します。今回紹介するのは、英単語の発音やスペルを学習できる「English Word Wizard」。画面にあるアルファベットのカードを並べて英単語を作ると、音声合成で発音を確認できるなど、英単語を直感的に学習できる機能を備えます。詳しくは番組をご覧ください。
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