「Google Apps for Work」が2016年9月末に「G Suite」に改称した。「Office 365」との戦いはどうなるのだろうか。
電子メールやワープロ、スプレッドシートなどをアプリケーション一式で提供するGoogleの企業向けオフィススイート「Google Apps for Work」は、2016年9月末に「G Suite」に改称した。また新しく機械学習機能も追加した。「Googleカレンダー」は会議の出席者の予定と履歴に基づいて会議の時間と会議室の提案をする。ファイル同期・共有アプリ「Googleドライブ」は、見つけたいファイルを推測してくれるようになった。
だが、Microsoftが支配するオフィススイート市場でGoogleが戦うには、リブランドや機能追加だけでは不十分だ。企業の大多数は「Microsoft Office」を使っている。
Microsoftの優勢はクラウドサービス市場にも及ぶ。調査会社Gartnerの2016年の報告によると、クラウド型電子メールアプリケーションを利用している公開企業のうち、9%近くが「Office 365」を使い、Googleアプリケーションを使っているのは約5%だった。
この差にはさまざまな理由がある。例えば、企業はMicrosoftのOfficeアプリケーションが好きで離れられない、Googleの機能よりOfficeアプリケーションの機能を好む、Officeアプリケーションが企業のニーズに適合している、などだ。
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