「iPhone X」のリリースから1週間もたたないうちに、研究者が主要セキュリティ機能「Face ID」を突破することに成功した。その手段とは。
Appleの新型スマートフォン「iPhone X」が搭載する顔認識技術「Face ID」。ベトナムのセキュリティベンダーBkavの研究チームは、このFace IDを“だます”ことで、認証を突破する方法を発見した。
Bkavの研究チームは、3次元(3D)の立体物を印刷可能な「3Dプリンタ」を利用して顔型のマスクを製作し、iPhone Xのロックを解除できた。このマスクはシリコン製の鼻と、2次元(2D)の顔画像を組み合わせたものだ。Bkavによると、実験にかかった材料費はわずか150ドル足らずだったが、多大なノウハウを必要とした。
「セキュリティに関するある程度の知識がなければ、『正しい』マスクを作るのは相当難しい」。Bkavのグエン・クアン最高経営責任者(CEO)は、そう説明する。「われわれがAppleのAI技術をだますことができたのは、その仕組みと、かわし方を理解していたからだ」(クアン氏)
アップルのiPad Pro炎上CMにサムスンが一撃 「クリエイティビティーはCrushできない」
Appleらしからぬマーケティングの失敗から数日後、Samsungは「Galaxy Tab S9」を訴求する...
電話・スマホでのコミュニケーションは「通話」? 「テキスト」?
クロス・マーケティングが全国の20〜69歳男女を対象にした調査によると、電話やスマホで...
商品のパッケージが変わると購入意欲につながる?
商品のパッケージデザインの一新が新規購入とその後のリピート購入にどの程度つながって...