「不要なファイルはどれ?」を教えてくれるファイルサーバ管理 驚きの仕組みとはファイルサーバの秩序を取り戻せ

ファイルサーバの状況を可視化し、業務データを正しく管理することは企業の内部不正対策になる。本稿では、そんな複雑な作業をスムーズに進められる製品を紹介する。

2018年02月19日 10時00分 公開
[ITmedia]

 企業のファイルサーバは、業務に必要な情報(業務データ)を会社全体で共有するための大切な仕組みだ。ファイルサーバの状況を正しく把握し、管理することは内部不正対策にもなる。だが実際にファイルサーバの保守、管理が適切にできている企業は多くない。

 例えば業務データ管理。本来、ファイルサーバに格納する業務データは、フォルダに適切なアクセス権限を設定し、必要な人のみ操作できるようにするのが正しい。業務データの中でも特に重要な個人情報は、どこにどれだけ格納しているかも把握すべきだ。しかし、企業規模が大きくなるほどフォルダの数や階層が増え、個人情報の在りかも分からなくなり、アクセス権限を設定する作業だけでも大きな負荷となる。そうなってしまっては、なかなか管理に手が付けられなくなる。

 他にも管理者にとって切実な問題がある。ストレージ容量の問題だ。特に複数メンバーで参照、更新するような性質のファイルの場合は、ファイルサーバに「ver1」「〜編集中」などと似たような内容で幾つものファイルが作成され、ストレージ容量を圧迫する。全く同じファイルなのに、違う階層に格納したために発生する重複ファイルの存在も、ストレージ容量圧迫の一因だ。容量を増やすことは可能だが、まずは不要な重複ファイルをなんとかしたい、という管理者もいるだろう。

 本稿ではこれらの問題をスムーズに解消できる、とある製品の導入事例を紹介する。

※本稿は、ITmedia エンタープライズで2016年に掲載した記事の転載です。


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