アイデンティティー・アクセス管理システムを導入する前に知っておくべき 9つのポイント現在のニーズに合わせるだけなら実は簡単

IDとアクセス管理(IAM)を考える際、IT部門はさまざまな要素を考慮しなければならない。本稿では、IT担当者が自社に適切なIAMシステムを選択、導入する方法を検討する。

2018年07月13日 05時00分 公開
[Kristen GlossTechTarget]
画像 必要な要件を確認してみよう

 IT管理者がIAMツールを検討する場合、選択する機能や満たすべき要件が非常に多い。IAMを導入する前にチェックする項目を考えてみよう。

自分で調査する

 適切なIAMシステムを選択するには、その基盤をホストする場所を把握することが重要になる。IT部門は、IAMシステムをオンプレミスにも、クラウドサービスとしても導入できる。さらに、エンタープライズモビリティー管理(EMM)基盤に統合することもできる。

 ホストする場所を選択したら、次は必要なID管理サービスを判断する。シングルサインオン(SSO)を使用するかどうかを決め、多要素認証(MFA)などのユーザー認証手法を選択する。

 IT担当者はIAMツールを評価する際、そのツールの導入が自社に合っているかどうかを確認すべきだ。まず、自社のセキュリティポリシーやその他の要件とツールとの互換性をチェックする。さらに、IAM製品のポリシーと手続きについて従業員にトレーニングをする準備を整える。

考慮すべきIAM製品

ITmedia マーケティング新着記事

news033.jpg

サッカー欧州CLを早朝に観戦するアジアのファンのためにハイネケンが仕掛けた意外過ぎるキャンペーンの中身
時差のためUEFAチャンピオンズリーグを早朝に視聴せざるを得ない韓国のサッカーファンの...

news041.jpg

楽天グループが「楽天市場」出店店舗向けに「楽天AI大学」を公開
2024年3月より提供している店舗運営支援ツール「RMS AIアシスタント β版」に加え、AIツ...

news070.jpg

中国発AIソーシャル工作のゾッとする実態をMicrosoftがレポート
Microsoftが中国を拠点とする影響力工作の増加についてのレポートを発表した。これは米国...