「ハドルルーム」とは? 小さな会議室のメリットと設計方法流行から定着へ

チームが異なれば、会議の種類も異なる。その結果、個々のコラボレーションのワークフローに合わせて小さな会議室をカスタマイズする必要が生じる。

2018年08月28日 09時00分 公開
[David MaldowTechTarget]

関連キーワード

Wi-Fi | ビデオ会議 | Web会議


 ハドルルーム(少人数向け会議室)流行の波は、まだまだ押し寄せてくる。

 かなり長い期間、ハドルルームはちょっとしたマーケティングの話題程度のものにすぎなかった。現在、中小企業や大企業は、短時間の作業セッション用としてスペースを活用することに価値とROI(投資対効果)を見出している。コラボレーション製品ベンダーは、この小さなスペースで自社の製品やサービスを利用してもらおうと市場に殺到している。しかし、これらの売り込み文句があふれる中、筆者は依然として基本的な質問を受ける。「ハドルルームとはどのようなものか」と。

 しばしば組織は、ハドルルーム用にシンプルで汎用的に利用できるサービスを求める。この設定は、何百、何千ものハドルルームに対するサービスの迅速かつ簡単な導入をサポートすることだろう。ベンダーの視点から見ると、究極の目標は、汎用的に利用できるハドルルームキットを提供することだ。しかし残念なことに、ハドルルームでのエクスペリエンスの本質がこれを不可能にしている。

 完璧なハドルルームとは、該当する特定のスペースを使用する作業チームの個別のニーズを満たすものである。

チームが最優先、スペースはその次

ITmedia マーケティング新着記事

news036.png

「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2024年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。

news033.jpg

サッカー欧州CLを早朝に観戦するアジアのファンのためにハイネケンが仕掛けた意外過ぎるキャンペーンの中身
時差のためUEFAチャンピオンズリーグを早朝に視聴せざるを得ない韓国のサッカーファンの...

news041.jpg

楽天グループが「楽天市場」出店店舗向けに「楽天AI大学」を公開
2024年3月より提供している店舗運営支援ツール「RMS AIアシスタント β版」に加え、AIツ...