徐々に進化する量子コンピューティング IBMやGoogleは何を狙う?ビジネスへの応用の期待が高まる

技術ベンダーや技術ユーザーのおかげで、量子コンピュータのツールや研究が前進している。実用化はまだ先かもしれないが、この分野の開発は注目に値する。

2018年10月04日 05時00分 公開
[Jack VaughanTechTarget]
画像 注目される量子コンピュータ

 まだ研究段階にあるとはいえ、量子コンピュータの利用は、ビジネスリーダーが注目するところまできているようだ。

 機械学習とAI(人工知能)は、広い意味では今後の量子アプローチの素材になるとみられている。量子論で対応する最初の候補分野としては、化学シミュレーション、暗号、材料科学などが挙げられるだろう。本稿執筆時点の量子コンピュータの適応は、次のような状況にある。

量子コンピュータの利用状況

ITmedia マーケティング新着記事

news070.jpg

中国発AIソーシャル工作のゾッとする実態をMicrosoftがレポート
Microsoftが中国を拠点とする影響力工作の増加についてのレポートを発表した。これは米国...

news042.jpg

顧客の応募可能性をレシートで分析 読売新聞が新たな販促キャンペーンサービスを提供
システムインテグレーターのビーマップと同社子会社のMMSマーケティングは、読売新聞東京...

news108.jpg

TOPPANとデータX、中堅企業向けデジタルマーケティング支援で協業
TOPPANとデータXは、中堅企業を対象としたデジタルマーケティング支援領域のデータ基盤構...