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書籍と携帯で「ビジネス脳」を鍛える? ヒラメキ・ノート
コクヨは、書籍と携帯電話を連動させた学習教材「ヒラメキ・ノート」シリーズを10月に発売する。書籍と携帯で同じテーマについて学習し、理解を深めることができる。
コクヨは、ビジネスマンを対象にした学習教材「ヒラメキ・ノート」シリーズを10月20日に発売する。価格は840円。
ヒラメキ・ノートの特徴は、書籍と携帯電話を連動させた教材であることだ。例えば「花火」がテーマだとすると、新書サイズの書籍版には「日本で最初に花火を見た人」についてなどの知識を掲載する。携帯電話版には、花火に関連するクイズなどを収録する。ほかにも携帯版には、テーマに関係なくいつでも遊べるゲーム教材もある。
書籍には、携帯版にアクセスするためのQRコードとパスワードを掲載しており、携帯版Javaアプリを無料ダウンロードできる。対応するのは、NTTドコモまたはボーダフォンの端末でQRコードリーダー機能を搭載し、iアプリもしくはVアプリに対応した携帯となる。2007年1月にはauにも対応する予定。
ヒラメキ・ノートは2006年中は月刊で刊行する。10月の創刊号では「本の手入れ」について、11月は「宇宙」、12月は「お正月」をテーマとする。2007年以降は1カ月に複数の刊行を目指している。携帯版は最新号に対応する内容とゲーム教材のみとなるが、2007年にはバックナンバーを整備する予定。
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