さらに究極の“仮眠枕”を求めて――「ちょっと寝 うつぶせ枕」編:3分LifeHacking
オフィス机での仮眠にベンリな小型枕を紹介するシリーズ(?)第3弾。今回紹介するのは、逆U字形が特徴的な「ちょっと寝 うつぶせ枕」だ。
以前、とある会社のオフィスにお昼休み時間に立ち寄った際、見渡す限りの社員が机に突っ伏して寝ているのを目撃したことがある。昼食が終わってから13時までちょっと一眠り、ということだろうが、所長から受付の若い女性まで、20人近くが全員机に突っ伏しているのはちょっと異様な光景であった。
──といったことを思い出しながら執筆したのが先日の携帯枕「pino」の記事だったのだが、読者諸兄からは「高価すぎる」という感想を多く頂戴した。実際にこの枕を手に取ってみると、低反発素材を用いていることや作りの丁寧さからして、5800円という価格は妥当な気もするのだが、そもそも昼寝にかける費用として高すぎるという意見はごもっともであろう。
さて今回は、前回、前々回に紹介できなかった別の「うつぶせ用の枕」をご紹介したい。その名もズバリ「ちょっと寝 うつぶせ枕」。腕に通して使う「pino」とは全くコンセプトが異なり、逆U字の本体に顔を乗せるという、こちらもちょっと特殊な枕である。顔の輪郭をこの枕で支えることで、口と鼻は宙に浮いた状態となり、気道はきちんと確保されるので安心だ。
価格は1980円と、すでに紹介した「pino」の5800円に比べると約3分の1、「聞こえるごろ寝まくら」より若干高い程度。色はブルーとイエローの2色から選べる
今回もモデルはY記者にお願いした。実に幸せそうな寝顔――といいたいところだが、残念ながらうつ伏せなので寝顔がわからない。ちなみに、この枕の厚みは60ミリで、よほど彫りが深い人でない限り、鼻が机に当たることはまずないと思っていたが、Y記者によれば若干鼻が机に当たったという。人によっては机に当たった鼻が赤くなってしまい、昼寝から起きた後に笑われる恐れがあるかもしれない
もっとも、写真をご覧いただければおわかりいただけるように、利用中のビジュアルはかなり強烈だ。洗面器に張られた水で息止め競争をしているようにも見えるし、便座に顔を突っ込んでいるようにも見える。利用中に腕を前に回すか、それとも机の下にダラ〜ンと垂らすかによっても印象は異なるが、どっちにしても通りすがりの人が見たら一瞬ギョッっとするのは間違いない。
この製品については、前回記事へのトラックバック「リーマン限定スタミナ定食」でも紹介されている。曰く「何か、トイレで吐いてるみたいじゃない?」とのこと。まさにその通りで、これを職場で愛用していると、いつの間にか他部署の人々に「便座男」みたいなニックネームをこっそり付けられていた――なんてことにもなりかねない。また、冒頭に記したような職場で、社員20人全員がこの枕を使って昼寝している光景は、あまり想像したくない。本製品をオフィスで使う場合、寝心地うんぬんよりも、むしろそういった点に注意したほうがよいかもしれない。
製品名 | ちょっと寝 うつぶせ枕 |
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URL | http://item.rakuten.co.jp/softpren/mobile-cyoine2/ |
発売元 | 有限会社フィスランド |
価格 | 1980円 |
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