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IE 7に正式対応したSleipnirが11月16日に登場
IE 7に正式対応した「Sleipnir」最新バージョンが11月16日に登場する。ポップアップブロックや情報バーなどに対応するという。フェンリルの柏木代表が自身のブログで明らかにした。
Internet Explorer 7(IE 7)のレンダリングエンジン「TridentV」に正式対応した「Sleipnir」最新バージョンが11月16日に登場する。開発元であるフェンリルの柏木泰幸代表が自身のブログで明らかにした。
最新バージョンでは、IE 7で提供されている各種機能に対応するほか、ポップアップブロック機能や警告などを表示する情報バーをサポートした。タブ関連でもIE 7の操作性を取り入れる。たとえば、マウスホイールでリンクをクリックすると新規タブで開けるなど、IE 7同等の操作が可能だ。このほか、特定条件下でFlashが再生できない問題やページ検索でブラウザが不正終了する不具合などを修正したという。
なお、これまでフェンリルではSleipnirに搭載するレンダリングエンジンを「IEコンポーネント」と呼んでいたが、今回のリリースから「TridentV」と変更した。「Tridentシリーズ」は歴代IEに搭載されてきたレンダリングエンジンの名称。フェンリルがSleipnirに搭載するレンダリングエンジンの呼び方を、プログラムから呼び出すコンポーネントの名前からレンダリングエンジンそのものの名前に変更したのは、IEのインタフェースとレンダリングエンジンを明確に区別するため。同じタブブラウザのIEと差別化を図るのが狙いだ。
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