サイトの“戦闘力”を計測する「Web Scouter」

お気に入りのサイトの影響力はどのくらい？　そんなサイトの“戦闘力”を計測するのが「Web Scouter」だ。

[鷹木創，ITmedia]

　現代は情報過多の時代だ。Webサイトもブログも山のように存在し、いったいどうやって選別したらいいのだろう。漫画「ドラゴンボール」に出てきた、対戦相手の戦闘力を測るアイテム「スカウター」のようにサイトの影響力を図れないものだろうか。

Web Scouter

　12月18日に正式公開された「Web Scouter」は、Googleのページランクをはじめ、はてなブックマークやdel.icio.usなどのソーシャルブックマークへの登録数、livedoor ReaderなどRSSリーダーでの購読数などを元に、独自の指標で各サイトの影響力をポイント化する。なお、RSSを配信していないサイトもポイントが分かるが、その場合はRSSリーダーの購読数は加味されない。

　単なるページビューを集計するのではなく、比較的スキルが高いといわれるソーシャルブックマークやRSSリーダーのユーザーへの浸透度を考慮することで、そのサイトの影響力を計測するというわけだ。

　ポイントは日々集計する。確認するには、Web Scouterのブックマークレットをブラウザに登録して利用するか、Web Scouterのサイトから確認したいサイトのURLを打ち込むことも可能だ。

Web Scouterのブックマークレット。ドラゴンボールを意識したのか、オレンジと緑を用意している

登録方法は、右クリックメニューから「お気に入りに追加」を選択

セキュリティの警告が表示されるが、そのまま「はい」を選ぶ

「お気に入り」に追加。もちろん「リンク」などのフォルダにも追加できる

ブックマークレットを押す、サイトの影響力を表示する。登録したブックマークレットによってScouterの色が異なる。こちらは緑

こちらはオレンジ。なお、配色が異なるだけで機能に違いはない

moreをクリックするとジャンプする詳細ページ

Web ScouterのサイトからURLを打ち込むこと直接詳細ページにアクセスできる。Web Scouterトップページの「ページ情報」から

　Web Scouterではこのほか、Scouter上に表示する120×120ピクセル（縦×横）以下のアニメーションGIF画像を募集している。