バーチカルタイプの手帳を初めて使ってみた:リレー連載・今日から始める手帳選び(5)(2/3 ページ)
手帳を買ってから早1カ月。最近流行っている「バーチカルタイプ」の手帳を4種類試してみたところ、実際の使い勝手ではいろいろ差があることが分かりました。バーチカルタイプの手帳の使いやすさとは、どこで決まるのでしょう?
バーチカルタイプの手帳、選ぶポイントは?
今回バーチカルタイプの手帳を4冊買ってみたのですが、売り場でいいなと思っても、実際に使おうとして「あ、これではダメだ」ということに気付いたものもありました。バーチカルタイプの手帳を選ぶポイントは、どこにあるのでしょうか?
リレー連載の第3回でカマタスエコさんが書いている通り、私も手帳が日曜始まりか月曜始まりかは、フィーリングの部分で非常に大切だと思います。ちなみに見開き1週間型(ウィークリー)が多いバーチカルタイプの手帳の場合、大抵月曜始まりです。
ポイントの1つめは、土日のスペースの広さ。土日のスペースが平日の半分しかないもの、日曜だけ狭いものなどありますが、土日が休みとは限らない人は、土日のスペースも広いものを選んだ方が良いと思います。また、「時間を管理する」という目的上、仕事のスケジュールも個人的なスケジュールも一緒に書き込むことになります。“仕事ではないけれど、土日も密なスケジュールで動き回っています”という方も、土日が広いタイプを選んだ方がいいでしょう。
2つめのポイントは、時間軸の長さです。例えば今回選んだうち「能率手帳ネクサスバーチカル」は、“8時から21時まで”。また、クオバディス「ビジネスプレステッジ」は“8時から22時まで”でした。普通はこれで充分なのでしょうが、夜が遅い私の場合、これでは仕事のスケジュールを書ききれないのです。その点で、8時から24時までのタイムデザイナーはぴったりでした。ちなみに、高橋手帳「リシェル3」は7時から23時までなので、こちらも合格点。できればあと1〜2時間欲しいところですが、さすがにそれは贅沢ですよね。
クオバディス「ビジネスプレステッジ」の時間軸は、8時から22時まで。月〜土曜日は均等だが、日曜日は狭い。見開きの右上に小さく、その月のカレンダーが載っている。ちなみに左下のミシン線は、使ったページまで切り取るためのもの
能率手帳「ネクサスバーチカル」の時間軸は8時から21時まで。土日は平日の半分のサイズで、時間軸の代わりに「AM」「PM」「EVENING」の3つに区切られている。ウィークリーの見開きには、マンスリーカレンダーは載っていない。ページの端にはミシン線付きCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

