複数のシャープペンとボールペンから4000通り以上の組み合わせ――新型「シャーボ」:週刊「仕事耕具」
ゼブラのシャーボに新型「シャーボX」が登場する。「ボディ」「シャープメカ」「ボールペン替芯」から4000通り以上の組み合わせが可能なことが特徴だ。
「右に回すとシャープペン、左に回すとボールペン」のキャッチコピーが懐かしいゼブラのシャーボに新型「シャーボX(エックス)」が1月27日に登場する。「ボディ」「シャープメカ」「ボールペン替芯」を選択できるのが特徴で、1本の価格は3633円からとなっている。
シャーボは、独自の回転式機構によって「シャープペン」と「ボールペン」を切り替えて使える複合筆記具。1977年から発売しており、2007年には発売30周年を迎える。新型のシャーボXでは、9種類のボディから1つ、3種類のシャープメカから1つ、17種類のボールペン替芯から2つをそれぞれ選択し、好みに応じたペンを作れるようになった。組み合わせは最大4131通りに及ぶという。
ボディは大きく分けると3種類で、カラーバリエーションを含めると9種類を用意した。シンプルなモノトーンボディ「シャーボX ST3」(3150円)ではブラック/ホワイト/シルバーの3色、革調の印刷を施したシックなボディ「シャーボX CL5」(5250円)ではレザーブラック/レザーホワイトの2色、アルミ製の軽量ボディ「シャーボX AL5」(5250円)ではカナリアレッド/ライムグリーン/サイレントブルー/アッシュブラウンの4色を、それぞれ選択できる。
シャーボXは基本的にボディのみの販売で、別売りのシャープメカとボールペン替芯が必要だ。シャープメカ(315円)は芯の太さで0.3ミリ/0.5ミリ/0.7ミリの3種類、ボールペン替芯はインクの種類と太さで17種類を用意した。
9種類のボディ。左から「シャーボX ST3」のブラック/ホワイト/シルバー、「シャーボX CL5」のレザーブラック/レザーホワイト、「シャーボX AL5」のカナリアレッド/ライムグリーン/サイレントブルー/アッシュブラウン
No. | 種類 | ボール径 | 色 | 価格 |
---|---|---|---|---|
1 | 油性 | 0.7ミリ | 黒 | 84円 |
2 | 油性 | 0.7ミリ | 青 | 84円 |
3 | 油性 | 0.7ミリ | 赤 | 84円 |
4 | 油性 | 0.7ミリ | 緑 | 84円 |
5 | 油性 | 0.7ミリ | セピア | 168円 |
6 | 油性 | 0.7ミリ | ボルドー | 168円 |
7 | 油性 | 0.7ミリ | エバーグリーン | 168円 |
8 | 油性 | 0.7ミリ | ブルーブラック | 168円 |
9 | ジェル | 0.5ミリ | ブラック | 168円 |
10 | ジェル | 0.5ミリ | ロイヤルブルー | 168円 |
11 | ジェル | 0.5ミリ | カーマインレッド | 168円 |
12 | ジェル | 0.5ミリ | エメラルドグリーン | 168円 |
13 | ジェル | 0.5ミリ | セピア | 168円 |
14 | ジェル | 0.5ミリ | ボルドー | 168円 |
15 | ジェル | 0.5ミリ | エバーグリーン | 168円 |
16 | ジェル | 0.5ミリ | ブルーブラック | 168円 |
17 | ジェル | 0.7ミリ | 蛍光マゼンタ | 168円 |
なお、ゼブラではシャーボ発売30周年を記念して、ブランドロゴをリニューアルした。現シャーボロゴの印象を継承しつつ、新シャーボの「合理的」「知性」などのキーワードをイメージ。シャーボの基本機能である回転時の「しっくりとした作動感」を「“O”のデザインで表現した」という。
関連記事
- 2006年売れたペン、2007年売れるペン
売れるペンとは――。2007文紙フェアに出展するステッドラー、オートなどの筆記具メーカーに、市場の動向を聞いてみた。 - 髪の毛も逆立つ静電気を「バチッ」とすることなく放電するペン
冬本番の今、静電気が気になる方も多いだろう。特に精密機器を扱う企業では神経質にならざるを得ない。髪の毛も逆立つほどの静電気を「バチッ」とせずに放電するペンがあるのだ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.