シュレッダーのゴミからエア梱包材をつくる:3分LifeHacking
知らない間にどんどん貯まってしまうシュレッダーの紙くず。これをリサイクルするアイデアを紹介しよう。
個人情報保護法の施行移行、オフィスで活躍する機会が増えたシュレッダー。細かく裁断された紙ゴミはゴミ袋に入れると結構かさばる。大企業だけでなく、最近は個人事業者のゴミも有料化している市町村が多いので処理代もバカにならない。このシュレッダーゴミをなんとかできないものか……。
すでに一部の企業で導入されているリサイクル方法を紹介しよう。シュレッダーゴミをビニール袋に詰めると、ほどよいクッション性をもつエア梱包材になる。作り方は簡単。シュレッダーゴミをビニール袋やコンビニのレジ袋などに詰める。で、閉じる。それだけだ。
いくつか注意すべきポイントがある。まず、袋に詰めるシュレッダーの紙くずはよくかき混ぜること。そのままどっさり入れると、同じ書類を裁断したものの固まりで収めてしまうことになる。あんなに細くカットしたものを繋げて読もうとする人はまずいないだろうが、シャッフルしておいたほうが気分的に安心だ。その際、わさわさと空気を取り込んでかき混ぜよう。
次に、袋はしっかり密閉すること。テープやホチキスで閉じると、隙間ができて空気が抜けてしまうこともある。できれば「シーラー」というアイテムを使いたい。ビニール袋などの密封したい部分をはさんで、アイロンのように熱を加えるだけで瞬時にパッキングできるというスグレもの。オンライン通販を利用すれば400円程度で買える。
もう1つメリットが。クライアントに物品などを送る際、こうした梱包材を詰め物に使っていると、“環境にやさしい会社”という印象を与えることもできるだろう。
道具 | 価格 |
---|---|
ハンディシーラー | 410円 |
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