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長期プロジェクトの管理に、「超」整理手帳を使う :リレー連載・今日から始める手帳選び(8): (3/3 ページ)
半年がかりのプロジェクトに携わることになり、数年ぶりに導入した紙の手帳。バーチカルタイプの「タイムデザイナー」と悩んだ末、選んだのは「超」整理手帳でした。目下実践中の“なんちゃってGTD”についてもご紹介します。
A4サイズがちょうどいい
「超」整理手帳を選んだ、もう1つの決め手がサイズでした。
仕事をしていると、受け取る紙はそのほとんどがA4サイズです。送られてくる普通紙FAXも、PCのデータをプリントアウトした紙も、仕事で使う紙は大抵A4サイズ。「超」整理手帳はA4の4つ折りサイズなので、これらの紙を挟み込むのにピッタリなのです。
PCのプリントアウトがぴったり挟めるというのは、実際に試してみるとかなり便利です。地図もメールも企画書もFAXもどんどん挟んでいきます。長期的に持ち歩きたいものや、落としては困る書類は、付属の「カンガルーホルダ」という透明なポケットを使って挟めば、バラバラになることもありません。
また私の場合、普段取材に使うノートがA5サイズなので、必要なところはコピーして手帳に挟んでいます。図など手書きで書くものも同じように、A4の裏紙にA5の見開きのように書いてそのまま挟みます。その他、タイムデザイナーの「マンスリーアクションプラン」が非常に使い勝手が良かったので、これをA4サイズに拡大コピーしたものを挟み込んでいます。
こんな感じで毎日「超」整理手帳を使っていますが、もちろんすべてに満足しているわけではなく、いくつか不満な点もあります。次回は「超」整理手帳の気になる点と、満足度を上げるための工夫について書く予定です。
MouRaではA4サイズで7日分の週間メモや5ミリ方眼シート、月間/年間スケジュールシートなどをPDFでダウンロードできる。単位換算表など手帳用付録として定番のデータや、「芥川賞直木賞受賞作家一覧」「TOKYO★1週間」に掲載されたお店のデータをまとめたものなど“情報リフィル”も配布中
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