Windowsの「タスクマネージャ」を便利に使う3つのTips:3分LifeHacking
キーボードショートカットを使って素早く起動したり、特定のアプリに対応するプロセスを調べたり――「タスクマネージャ」を便利に使うTipsをご紹介する。
あるアプリケーションがフリーズしてしまったとき、「タスクマネージャ」を使ってCPU使用率を調べたり、そのアプリをシャットダウンする場合は少なくない。そんなタスクマネージャを便利に使う3つのTipsをご紹介しよう。
起動時のTips
まずは、タスクマネージャの起動だ。一般的には強制終了させるときのダイアログからタスクマネージャを起動させるケースが多いようだ。キーボードショートカットの場合、[Ctrl]+[Alt]+[Del]である。
直接タスクマネージャを呼び出す場合は、[Ctrl]+[Shift]+[Esc]を使おう。キーボードショートカットが苦手な方は、タスクバーの空き領域上で右クリックして表示されるメニューから選択したり、「ファイル名を指定して実行」で「taskmgr」と入力するのも方法だ。
アプリからプロセスを調べる
タスクマネージャには、[アプリケーション]タブで現在実行しているアプリの一覧や、[プロセス]タブでプロセスの一覧を確認できる。[アプリケーション]タブと[プロセス]タブが独立しているのは、1つのアプリケーションが複数のプロセスを実行していたり、アプリケーション以外のプロセスが実行されているためである。ちなみにこのプロセスとはプログラムの実行単位。あるアプリケーションが起動されると、OSはそのプログラムにプロセスを割り当てるのと同時に、そのプロセスにメモリ空間やファイル入出力用の識別子などを割り当てるのだ(@ITの解説記事)。
アプリの一覧に対してプロセスの一覧は数が多い。また、プロセスのイメージ名から対応するアプリを探すこともそれほど簡単ではない。特定のアプリに対応するプロセスを調べたいときはどうしたらいいのだろうか。
そんなときは、[アプリケーション]タブで表示されているアプリを右クリックしてみよう。メニューから「プロセスの表示」を選択すれば、[プロセス]タブの該当するプロセスが分かるのだ。
タスクマネージャをシンプルに表示する
タスクマネージャを頻繁に利用する方は、[アプリケーション]や[プロセス]といったタブやメニューバーを省略した簡易表示モードを利用するのもいいだろう。利用方法は簡単。メニューバー下の枠内をダブルクリックするだけだ。[パフォーマンス]タブと[ネットワーク]タブで表示するグラフをダブルクリックしても変更できる。元に戻す場合も、同じようにダブルクリックしよう。
この簡易表示モードは、通常表示に比べてウィンドウサイズを小さくできるのも特徴だ。タスクマネージャを頻繁に利用する方は、ぜひお試しいただきたい。
この簡易表示モードだが、タブを省略しているので若干操作に戸惑う。キーボードショートカットが用意されているので覚えておこう。[Ctrl]+[Tab]で、「アプリケーション]−[プロセス]−[パフォーマンス]−[ネットワーク]−[ユーザー]の順番でタブを切り替えられる。逆順は[Shift]+[Ctrl]+[Tab]だ。
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