商品の製造元をバーコードから割り出す:3分LifeHacking
製造元がはっきりしない製品であっても、バーコードさえ残っていれば、そこから製造元の社名や連絡先を逆引きすることができる。
オフィス用品の中には、包装紙をやぶいてパッケージから取り出してしまうと、製造元がどこなのか見分けがつかなくなってしまう製品がある。ノートや付箋紙、ボールペンといった品から、組み立て式のOAチェアに至るまで、本体に製造元や型番が明記されていない製品は、案外多いものだ。
これらの製品は、日常使うぶんにはとくに支障はないのだが、例えば製品不良でメーカーへの問い合わせが必要になった場合や、同じ製品を買い足すために型番を知りたい場合に、一苦労することになる。本体にこうした情報が印字されていない上、パッケージさえも処分してしまっていると、もうお手上げだ。
「手元にあるリポート用紙と同じものを買いたい! でも製造元が分かる包装紙は切り取られてしまっていて分からない……」という場合は、バーコードがないかチェック。バーコード下段にJANコードがあれば、製造元が分かるのだ
こうした場合、もし本体貼付のシールなどでバーコードが残っているようであれば、そこに書かれたJANコードを手がかりに、製造元の会社を逆引きすることが可能だ。メーカーが意図的に社名を隠したい場合でも、店舗内のPOSデータを通すために、バーコードだけは残している場合があるからだ。
製造元を逆引きするためには、財団法人流通システム開発センターが提供している「GEPIR Search」を使うとよい。JANコードから企業名や住所を検索することができるので、バーコードの下に印字されているJANコードを入力して検索ボタンを押すだけで、簡単に製造元の社名や連絡先を知ることができるのだ。
ちなみにJANコードの多くは、13ケタのうち頭の7ケタが企業コードであるが、拡張規格を採用している場合には、頭9ケタまでが企業コードとなっている場合がある。従って、企業名を検索する際は、最低でも9ケタは入力するようにしたい。
JANコードが付いている商品であれば、基本的にどんなもので検索できるはずだ。だが、販売店などが独自に発行しているインストアコードは利用できないので注意したい。
サービス名 | 利用料 | 提供元 |
---|---|---|
GEPIR Search グローバルコード情報提供サービス | 無料 | 財団法人流通システム開発センター |
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