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FileMaker 9が登場──コードを書かずにPHPのWebサイト生成可能に
デスクトップデータベース「FileMaker Server 9」では、コードを書くことなしにPHPを使ったWebサイトを数分で生成可能になる。
ファイルメーカーはこのほど、デスクトップ向けデータベースの新製品「FileMaker 9」シリーズを発表した。9月中旬に発売する。
今回外部のデータベースへの接続機能が強化され、MySQL、Oracle SQL、Microsoft SQL Serverといった外部AQLデータへの接続が容易になった。またServer製品では、FileMakerのデータを利用して、コードを書くことなしに、PHPのWebサイトを数分で生成できるという。
また「FileMakerクイックスタート画面」では、最近使ったファイルを記憶したり、お気に入りのデータベースを登録したりできる。スクリプトのグループ化や、条件付書式、レイアウトオブジェクトの自動サイズ変更などの機能強化も行われた。
価格は「FileMaker Pro 9」が3万9900円、「FileMaker Pro 9 Advanced」が6万900円、「FileMaker Server 9」が13万4400円、「FileMaker Server 9 Advanced」が33万6000円。それぞれ従来版ユーザーへのアップグレード版も提供される。2008年6月30日までは1万9950円(FileMaker Pro 9の場合)でアップグレードが行えるキャンペーンも実施する。いずれもWindows版とMac版の両ソフトウェアが含まれるパッケージ。
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