連載
#005 ミーティングROIシート:ライフハック テンプレート
ミーティングを行った価値(ROI)は、明確なToDoリストができたかどうか、それが実行されたかどうかで決まります。ミーティング用のテンプレートを利用して、ROIアップを目指しましょう。
「じゃあ、今回はそういうことで」「では次回に持ち越しですね……」
そうした台詞でミーティングが終わる場合は要注意です。ミーティングのROI(Return On Investment:投資に対するリターン)はそのミーティングにかけた時間(投資)と、そのミーティング後にできた明確なToDoリスト(リターン)で決まります。
ミーティングの後には必ず誰がいつまでに何をやって、それをフォローするのは誰か──を明確にしましょう。
このシートを使ってミーティングの成果を「見える化」してから解散するようにしましょう。また次回のミーティングには必ずこのシートを持参して進捗をチェックし、新しいシートに残作業を書き写していきましょう。
使い方
シートの各項目には以下のことを書き込みましょう。
- ID:後で管理しやすいように通し番号を振っておきましょう。
- タスク:片付けるべきタスクを書き込みます。望むべき成果を第三者が見ても分かるように明確にしておきましょう。
- 期日:いつまでにタスクを達成すべきかを書き込みます。
- 担当:誰がそのタスクを担当するかを書き込みます。
- フォロー日:そのタスクがうまくいっているかフォローする日を書き込みます。
- フォロー担当:フォローを行う人を書き込みます。
- 備考:その他、メモがあれば書き込みます。
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